日本科学未来館

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三連休の最後は、雨が降りそうな天気だったので、色々調べた結果、結局日本科学未来館に行くことにした。長女が、おさるのジョージなどで「うちゅう」の概念をなんとなく知っていたし、ちょうど朝見たおさるのジョージが、博物館で子どもたちが遊ぶ場面が出てきたりして、なんとなく、日本科学未来館もありなんじゃないかと思えて、家族みんなで行ってきた。

しかし、日本に限らないが、科学って、本当に筆舌に尽くしがたい発展を遂げていて、正直なところを言うと、もうわたしにとっては理解不能な領域。未来館の中は、子どもがなんとなく楽しそうに歩き回っていて、それを見ながら、周りにある色々な解説を読むのだが、正直なところ、難しすぎて、すっと頭に入ってこない。「へ~」とか「ほ~」とか、そういう相槌が頭の中で流れるばかりである。

ただ、職業病と言っていいのかわからないが、展示されている解説に英語版も載っていて、わたしは「いや、これは勉強になるね、どんな風に日本語と英語の表現が対応しているのか、見比べたらけっこう勉強になりそう。」などと思いながら、英語版を読んでみたりしたが、慌ただしく長女も次女も動き回るので、日本語と比べてみるところまではいかなかった。

それにしても、上の写真の展示の内容についてなんだけど、「宇宙のはじまり」ってあるんですかね。よく、何もないところからビッグバンが起きて、宇宙は今も拡大し続けてる…とかいうのを聞くけど、それって本当なのかな~?とわたしは疑っています。

疑う根拠は特にないんだけど、「何もない」という状態って本当にあり得るんだろうか?とか、拡大し続けてるって、拡大する余裕があったなら、そこは何か元からなんかあったんじゃないかとか、考え始めると頭がおかしくなりそうなので、宇宙のことはあまり深く考えないようにしてたりしてます。

いや、それにしても、地球が丸いということを、地球から出ずして、考え出した人もすごすぎるよね。その後、スペースシャトルとかができて、地球を外から眺められて、その事実が確認できたわけだけど、外から確認したわけでもないのに、地球が丸い球体だと考えた人は、本当にすごい。目の前のことにとらわれずに、宇宙へ思考を広げる想像力を持つ人ってすごい。誰からも習わずに、何もないところから、それを思いついた人っていうのは、本当に考える力がある人なんだろうなと思う。

現代は、便利なことが多すぎるよね。世の中便利になりすぎて、考える機会が本当に少ない世の中だと思う。単純に、考えることなく、楽しめるものに、人は流れていく。わたしは、人生楽しいのが一番!と思っているところがあるので、楽なほうに流れることは悪くはないとは思うんだけど、「楽」であることが「楽しい」かというと、それはイコールではない場合もある気はするね。

楽ばかりしている人生って、楽しいんだろうか?そんな人生でいいのだろうか?ってね。

でも、周りを見渡すと、そんなに楽ばかりしている人って見当たらないとも思う。みんな、何か悩みを抱えて、何かを考えながら、人生に楽しみを見出しながら生きている。だから、現代が便利になって楽になったからって、現代人が楽ばかりしてつまらない人生を送ってるとも思わないんだけど。

なんだろね。「楽ばかりする人生」は楽しくなさそうだけど、「楽するために考える人生」っていうのは、それなりに楽しそうな気がした。

あ、話が逸れましたが…つまりは、現代の科学技術は進歩しすぎってことですね。進歩しすぎて、それを利用する側は考える余地がないことが多いよねっていう。逆に、その技術一つ一つを理解しようとしたら、それこそ、人生の時間がいくらあっても足りないわけで。全部理解するなんて無理だし、理解する必要もないというか。

ただ、わたしは技術翻訳者(というかIT翻訳者)として生きていくなら、そこに「理解したい欲求」を持って、「技術文書に対峙する」という姿勢は必要なのかなと思いました(やっと、結論出てきた)。

さてと。未来館の中では、子どもが遊ぶところもあって、長女と次女も、制限時間内にめいいっぱい遊んでました♪

わたしは次女と遊んで回ったんだけど、次女はひとつの遊びに使う時間が長いね。集中力があるという表現がいいのかどうか。長女のときよりも、散漫になることが少ない気がする次女です。今日は、壁にお絵かきをしながらクレヨン持って楽しそうに走り回ったあと、ゴロゴロコーナーでひとしきりボールなどを追いかけて、最後は次女の好きなブロックで遊んでいました。

赤ちゃんの頃は集中力があまり見られなかった長女も、最近創作活動には集中力を発揮するようになってきました。お父さんとずっと何か制作しているな~と思って遠目で見ていたのですが、制限時間が終わって、長女に何を作っていたのか聞くと、「ぴざ!」だそうです。

ぶどうとミカンが載ってるピザだそう。どの辺がブドウで、どの辺がミカンかも説明してくれました。どうやってピザを作ろうと考えたのか聞くと、「はじめは りぼんいっぱいの どれすを つくろうとおもったの!でもできなかったの!」と説明してくれました。

何はともあれ、子どもたちも日本科学未来館を楽しんでくれて、何よりでありました。

そして、この日の夜は、長女の幼稚園の遊び着にちょっとした装飾をしたりしてから、翻訳のお仕事を進めて、ブログ更新してる、なう。幼稚園って、何かと、ちょっとした「手作り感」を求めるところがある気がします。はじめは面倒だな~と思っていたし、今も面倒なんだけど、ちょっと何か手作り的なものをやってあげると、長女が幼稚園の先生とかに「ママがつくってくれたの!」とか言ってくれてて、可愛いので、頑張ってみちゃいました。

さてさて。明日もお弁当作りあるし、そろそろ寝なきゃ。

でわでわ、ぐっない☆