祖父母を訪ねて京都ぶらり、からの、新しい門出へ。

このGWはコロナでの制限もなく、さまざまなところで人手が戻るんじゃないだろうか。
我が家も然り、2年ぶりくらいに旦那さんの実家に帰りました。
今回はご飯を一緒に食べるのは控えて、ほんの少し顔を見せるだけ。
長女の水泳の練習もあるので、2日間という短い時間を有効に使うため、久しぶりに新幹線での京都入りです。

いつも旦那さんの実家でのんびりしちゃうことが多いので、朝イチで京都に到着するや否や、たまには、観光でもしてみようかと、三十三間堂にいきました。
三十三間堂、子どもたちにはつまらないかなーと心配していましたが、なんだかんだで興味を持って色々みてくれたと思うので、一安心。
ゲームとかYouTubeとかteamsとか、デジタルに慣れた生活をしてる子どもが、日本の文化財に興味を持つのかが気になってましたが、三十三間堂の中にある沢山の仏像に興味は持ってくれたと思います。
子どもには色々な体験をさせてあげなきゃなーと、思う次第。
お天気は生憎の雨だったので、逆に人は少なくてよかったかもしれない。

それから、三十三間堂の隣にある京都国立博物館にも寄ってみました。
みんなお腹が空いてご機嫌斜めになりそうでしたので、早めにランチなど。

雨の中の移動は大変だけど、1泊分の荷物はそこまで多くないし、何より、子どもたちが自分で歩いてくれる楽さよ。

京都国立博物館は、漢字がずらっと並ぶ巻物の展示が多く、子どもたちにはかなり難しかった様子。
途中、子どもたちの喧嘩が始まりそうになるのを阻止しながらの博物館は、なかなか厳しかったかもしれないけれど、まずは、日本の祖先様たちが作っていたものを見れたのはよかったのでは。
そうして博物館をあとにして、おじいちゃんおばあちゃんちまで、バスで移動です。
3時間ほどの滞在。
2年ぶりくらいなのに、久しぶりな感じがしなかった。
変わらずお元気そうで、安心いたしました。
子どもたちも、まったりしゃべって遊べて、よかったよかった。
それからまたバスで移動して、今回のお宿がある東山へ、ぶらり。

13年前に結婚式をあげた場所で、ディナーです。今回の旅の直前に、レストランに空きがあるのを旦那さんが見つけてくれました。

ここのお料理は、上品な味付けが本当に美味しい。
見た目の美しさもさることながら、香りと食感と塩加減の程よいバランスが素晴らしいし、なかなかこれは真似できないなーというお味でした。

なんとなく、わたしの就職祝い的な気持ちもあり、少し贅沢してしまいました。
たまには、いいの。
これまでの長い、子育てと仕事の両立期間を経ての、フルタイム勤務復帰は、わたしにとっては、とても大きな意味を持つものだから。
子育てとの両立のためにベスト解として選んできたフリーランスと派遣社員。
雇用形態なんて関係ないと思いながらも、やはり、周りの人がこれまでの仕事をきちんと評価してくれるかが不安だったけど
でも、見る人はきちんと見てくれた。
今回の転職活動では、それを実感した。
あとは、これからどうこれまでの経験を成果に繋げていくか。
どう社会に役立てていくのか。
それを追求しながら、前に進みたいなと。
わたしは今、SIerでのエンジニア経験と,フリーランスでの翻訳経験、そして、広告代理店での新規事業支援の経験を、次に繋げるべく、新しい門出を前にして、改めて、立ち止まって前を見つめている。
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