I’m proud of you.

新しい会社に入って、その製品のトレーニングを受けたり、認定試験を受けたりしているのだけど、2回落ちていた認定試験にやっと合格しました。
2回落ちたときは、シンガポール人の上司が分からないところをまとめて質問できる時間を取ってくれていました。そして、わたしが分からない部分について丁寧に説明してくれて、かつ、実際に手を動かすところまで一緒にやってくれて、かなり理解度が深まったので、それだけでもとても有難かったのですが
今回の認定試験に受かったことを上司に仕事メールの補足で伝えると、Congratulation!だけではなく、I’m proud of you.と言ってくれて。
正直、こんなにストレートに勉学で人に褒められたのって本当に久しぶり。しかも、I’m proud of you.って、「すごいね!」とか「がんばったね!」とかよりも、なんかジーンとくる言葉だなと。
日本特有なのかわからないけれど、学歴や資格を、どうも軽視した発言をする傾向にある気がするし、自分も、そう言う発言をすることが多いと思う。
学歴なんて意味ないよ
資格があったって、仕事に活かさなきゃ意味ないよ
そう思っている節が、わたしにはあって、勉学は実務で活かせないなら意味がないという思想を持っていると思う。
でも、純粋に、I’m proud of you.なんて、照れるというよりは、じんわり嬉しい。
あー、そうか、褒めるってこうやってやるんだなと、なぜか思えてきた。
別に今回の試験は知名度がある国家試験とかではないし、今の製品の認定試験だから、一般的に凄いか凄くないかはわからない。ただ、会社の中でもすぐには受からないという話は聞いていたのである程度の難易度の高さはあったと思うのだけど
それでも登竜門的な試験だし、エントリーレベルの試験なはずだから、わたしだったら子どもが同じ試験を受かっても、「ここからがはじまりだよ!資格取っても業務に活かせないなら意味がないからね!」などと言って、ハッパをかけているかもしれない。
いつももっと上を目指さなきゃと学生時代は思っていたし、いつも自分はまだダメだと自己否定して上を目指していた自分の思考回路から考えると、この褒め言葉は、とても新鮮でくすぐったかった。
こういう嬉しい気持ちを、子どもにもしてもらえるように、日々、上手く褒められたらいいなと、改めて学んだ気が、いたしました。


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