楽しいからって仕事になると思うな。

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娘の寝かしつけで一緒に寝てしまい、目が覚めて英訳案件にとりかかろうと思うも、ここのところ数日、娘の体調を気にしてお風呂に入っておらず、体が本当に文字のごとく痒かったので、娘がぐっすり寝ているところを見計らって、お風呂に入ってきたところだ。

ここのところ、人生初の英訳案件をさせていただいているのであるが、やってみて思うのは、英語から日本語に訳すときよりも、日本語から英語に訳すときのほうが、原文に不明点が少ないので、意外と翻訳対象に対する理解度は高い状態で作業が進められるということに気づいた。原文が日本語の場合は、原文の意味は理解できる。あとはそれをどう表現するか…の問題だ。逆に日本語に訳すときは、そもそもの原文の意味を理解することに時間がかかり、その理解が正しいのかという問題がある。

結局何を言いたいかというと、今までは自分は日本語が母国語なので、日本語訳しかできないと思っていたのだが、日本語訳をする場合にはそのメリットとデメリットがあるし、逆に英語訳をする場合もそれとは逆のメリットとデメリットがあって、一概に自分は日本語訳しかできないと決めつけるのはいかがなものかと思った、ということなのである。

しかしながら、今回の英訳案件は、知り合いのつてで頂いた案件であって、翻訳会社からのお墨付きのお仕事ではない。しかも、お仕事を引き受ける際も、「ネイティブチェックは不要という条件付きでよい」という合意のもと、文法的に正しい英訳をすることができればよいことを確認して引き受けさせてもらった案件である。つまり、この案件で英語訳が仕事になったからといって、自分がある一定の品質を保って英訳ができると思うのは大間違いであろうということだ。

今回は、その英訳の品質を少しでも担保するために、依頼いただいた方の了承を得て、ここのところお世話になっているフィリピン人のSkype英会話の先生に英文をチェックしてもらうことになっているのだが、基本的には文法チェックをしてもらうことになっているし、そもそもの英文作成者はわたしなので、果たしてその出来や、いかに。

ただ言いたかったのは、英訳は自分が今まで考えていたよりは楽しいということだ。

楽しいと思えたなら、もっと英訳について勉強してみて、日英翻訳の道も開いてみてはどうか、自分。

英日翻訳より、日英翻訳のほうが単価は高いことが多いわけだし。

どうなんだ、自分。