情報セキュリティの魅力

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たった今、ひとつ前の投稿で今自分がやっている英訳案件についての話をしたばかりなのであるが、本当はその話をするつもりではなかったのである。ただ、気の赴くままにキーボードを叩いたら、はじめに書こうと思っていたこととは全然違う話になってしまったので、題名もそれに合わせて変更しただけである。

では何の話をするつもりだったかというと、「情報セキュリティの魅力」についてである。

何を突然、ということもない。今年の春期の情報処理技術者試験で「情報セキュリティスペシャリスト」を受けることにしたので、先日より育児と仕事の合間を見ては、情報セキュリティスペシャリストの勉強を進めているのだ。

しかしながら、なぜ、情報セキュリティスペシャリストを受けるのかという点については、漠然と、「魅力的だから」とか「面白そうだから」という言葉で表現することしかできない気がしている。では、なぜ「魅力的」、「面白そう」と思うかと言えば、惚気(ノロケってこう書くのね、変換で出てきた)みたいな話で申し訳ないが、わたくしの旦那さまの仕事が情報セキュリティに関する仕事で、会社にいた頃から、その仕事っぷりが素敵だと感じていたからだ。

では、結局、情報セキュリティが魅力的なのではなく、旦那さまが自分にとって魅力的なだけで、その旦那さまがやっている仕事を自分も理解したい、ということなのであろうか。

自分ではそうではない(情報セキュリティに興味がある)と思っていたが、今、ここで少し考えてみて、明確に情報セキュリティの魅力を答えられない自分に気づき、もしかしてそうなのかも…という考えがふと浮かんできた。

ま、そんなことはどうでもいいのである。

漠然とでもいい、「魅力的だ」と感じるもののほうへ向かうことは悪いことじゃない。

意外とそういう直感っていうのは、自分の本来の趣味や嗜好を反映することが多いのではないか。そして、それは意外と長続きするものである気もする。

それは、わたしが大学生のときに、就職活動の末にIT業界に入ろうとしたときに感じた、漠然としたIT業界に対する魅力が今でも続いていることが、ひとつのよい例だ。IT業界は面白い。あのとき感じた自分のその直感は、正しかったなぁと今でも思うのである。

そのときのブログを今探してみたら、見つかった。2005年9月21日の投稿であった。そうか、もう8年以上前の話か。

不思議なものである。

情報セキュリティは魅力的。

もう少しその魅力をここでなんとか表現してみるなら、「進化し続ける情報処理技術によって、情報のあり方も変化し続けている。情報が簡単に手に入るようになるというのは、非常に便利なことではあるが、逆に守るべき情報が増えるということでもあると思う。情報処理技術の発展に伴って、どう情報を守るのかという技術も進化していかねばならない。守るべき情報とはなんなのか、どのようにして技術的そして人為的な戦略によって情報を守るのか、それが情報セキュリティであり、そこには人類の知恵が詰まっている。その人類の知恵を知ることが面白いのだ。」

と書いてみて、自分で、自分が感じている情報セキュリティの魅力って分かりにくっ!と思ってしまった。

さて、この直感は、どんな未来につながっているだろう。