目的レス

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何事も目的がないと、結局のところ最終的に何か問題が起こるような気がしている。だから、目的を持つことは大切だ!!・・・そんな風に言うことは簡単だが、実際、それを本気で考えると、きちんとした目的を持つということが一体どれだけ難しいか・・・と最近考える。世の中は、自分が思っている以上にあらゆる思惑が渦巻いていて、しかも、その思惑は表面化しないことが多いように思う。日々の生活の根底でじわじわと流れるもの。それが思惑。そして、その思惑は一人ひとり必ずしも同じ方向に向くものではなく、いやむしろ同じことなんてありえないくらいのものだ。そんな思惑が渦巻く世界で、同じ目的を共有するということがどんなに難しいことか。個人の目的なら個人の問題なのだから、目的を定めるのも簡単!!と言いたいところだが、個人の中でさえ目的レスは発生する。なぜなら、個人の中にも様々な感情や思惑が渦巻いているからだ。個人レベルの目的を設定するだけでも、一苦労だ。だって、そうでしょう。これを読んでいるあなたは自分の人生の目的をキチンと定められていますか?人生の目的なんていらないと思っているかもしれない。確かに、必要ないっちゃーないとは思うよ。その場限りの問題なら。でも結局何か目的がないことをすると、最終的には問題が起こると思うのよね。うまく言えないけれど。

例えば、今テレビで話題になっているアメリカのイラク戦争について考えてみると、やっぱり目的レスは怖いと思うの。きっとアメリカはイラク戦争を始めるキチンとした目的を定めることができなかった。キチンとした目的っていうのは、キチンと考えられた正当な目的ってことね。その場限りの体裁を繕うための目的ではなくて。例えばアメリカの「テロに対する戦争」とか「民主主義のため」とか、そういうのは結局体裁を繕うための目的だった。その目的に正当性がなかった。だから、結局今になってまで問題が起こっている。

じゃあ、本当のアメリカの目的はなんだったかって。

本当の目的なんてないんじゃないかな。なんて、そんなこと言っていいのか分からないけれど、そんなことを今思った。アメリカにいる多くの人の思惑があって、イラク戦争には多くの目的が混在していた。その目的はもちろん「テロのための戦争」でもなければ、「民主主義」のためでもない。いや、それも混在する目的の一つではあったと思うのだけど、それだけではなかった。それは確か。世間で言う「石油のため」とか中東政策のためとか・・・よく分からないけど、そんなたくさんの思惑があって、目的があって、結局イラク戦争はなんのためにやるのか・・・そういう目的を深く考えることなしにイラク戦争が始まってしまった・・・そこが問題なのかなぁ~って。

いやー、なに言ってるか分からないな。つまりはね、キチンとした正当な目的を見失った行動というのは、あとで問題が起こるってこと。そして、そういう正当な目的を定めるっていうのは、ひどく難しいこと・・・そんなことを考えたってこと。全然まとまってなくて、何言ってるか分からないけどね。書きたくなったので、書いてみました。じゃまたね。