これから概算見積もり。

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ただいま翻訳レビュー納品後の、子どもたちお迎え前の空き時間です。これから、新たな翻訳案件の概算見積もりをします。一昨年よりお付き合いさせて頂いている、とある社団法人のとある部門より、今までとは毛色の違う翻訳依頼を頂きました。今までの翻訳の対応について、それなりに評価して頂いているとポジティブに考えてはいます。ただ、たまに聞く「社内翻訳は力がつかない」的な状況にならないように、翻訳について自己鍛錬をしなければいけないなと感じています。

以前、通訳会社の人にも通訳業界の現状を訪ねたことがあるんですが、通訳の場合であっても社内通訳で通用していた人がフリーランスで問題なく活動できるかというとそうではないそう。フリーランスで活動するには、それなりに守備範囲も広くないといけないため、「社内」という限られた空間で通用していたものが、フリーランスになると通用しない場合があるそうです。

さらには、「社内翻訳」や「社内通訳」は、たとえばその「社内」に翻訳や通訳の品質をチェックする人がいない場合、独善的な翻訳や通訳になる場合があって、そうなると、翻訳者や通訳者のやりたい放題になることがあるんでしょう…

ん。今のわたしの直契約の社団法人のお客様から頂いている翻訳は、その「独善的な翻訳」になっていやしないか。たとえばなっている場合、どうしたらよいのか。

その答えは、ひとつではないのだろうけれど、まずは「いい意味で自分の翻訳に厳しくなること、満足しないこと、妥協しないこと」という姿勢をもって翻訳にあたることが必要なのだと思う。あとは、色々なセミナーなどに参加して独善的にならないための知識などを自分から吸収していく姿勢も必要だろう。

フリーランスは、よくも悪くもフリーなのだ。成長するもしないも自由。学ぶも学ばないも自由。つまりは、自分の努力次第ということだ。社内でも同じかもしれないけれど、その自由度はやはりフリーランスのほうが高い場合が多いであろう。

今目の前にあるチャンスを逃さず、前向きに貪欲に学びながら仕事をすること。

そういう気持ちで、新しいお仕事の概算見積もりをさせていただこうと思います。

下の写真は、昨日の長女の遠足休みに、長女と次女でクッキーづくりをしているところ。今回は、材料の分量もレシピ通りにやって、丁寧に作ったので、いつも以上にサクサクのクッキーができました。あ、アイシングにも初挑戦でした。