GAFAに思うこと

先日、次女と図書館に行って、気になって借りた本のひとつが、『GAFA 四騎士が創り変えた世界』でした。
はじめに断っておきますが、GAFAで働いている人を責めるという話ではありません。むしろ、わたしが知っているGAFAで働いている人は、本当に優秀な方々だと思うので、素晴らしい企業であることには変わりはないのだと思うのです。
ただ、多様性の問題なのかな。もしくは、優秀な人が少ないという問題なのかもしれない。つまり、みな、長いものに巻かれすぎなんじゃないかと。
大企業、BigTechは、それだけで凄いことには変わりないのだけれど、そこに富が集まりすぎるというのは、そこに人々の過剰な信頼が集まりすぎているんじゃないかと。
もっと、みんな、「大勢の人がいいというもの」じゃなくて、「自分がいいと思うもの」を信じる世界があってもいいんじゃないかと思う。
そういう思いがあっての、この本でしたが、読んでみて、やっぱりGAFAはお金を持ちすぎてるなと。どこかの国の予算よりも一企業がお金を持っている状況って、つまりは、国家よりも強い力を持つのが企業になることもあるってことで・・・

便利だからGoolgeのスプレッドシートとかAmazonプライムのお急ぎ便とか使っちゃうし、Apple製品はやっぱり使いやすいしデザインも素敵だし、Facebookは通知がたまってたら一応開いてしまう。
でも思った。便利だし素敵だし見ちゃうし、それは悪いことではまったくないし、いいことだけど、でも本当に、自分にとってそんなに価値があるものなのか?と考えると、まぁ価値はあるけども、そんなに一国の予算に匹敵するほど価値があるものかというと、どうなんだろうなぁという。
GAFAも、ある意味、一種の流行りみたいなものでもあり、未来はまた違う世界があるんだろうなとも。
↑今回借りた本。
こっちのAfter GAFAのほうも気になるなぁ。ポチるかも(あ、こうやってAmazon使ってるやんね)。
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