夜鍋でチクチク。

夜鍋でチクチク。

わたしの心理的外傷を癒すかのように、次女が自らぬいぐるみを作りたいと言い出し、フェルトでゆいぐるみを作り始めた。

もちろん、作り方のアドバイスはわたしがしたところもあるのだけど、小3の次女がほぼ全部作ったのだから驚きだ。

このぬいぐるみに、ワンピースを作る業務を次女から請け負ったわたし。

期限は7月中旬の次女のお誕生日。

まだ期限まで時間があったのだが、心理的外傷を追っているわたしは、夜中に目覚めてしまうことが続いていたので、この際、ワンピースを夜鍋して作ることにした。

家にある布やフェルトを使ってチクチクチクチクすること数時間、夜の空が明るみ始めた頃、すべてのゆいぐるみのワンピースが完成した。

ラッピングしたら、さらに可愛くできあがりました♡

ここに、恨みや辛みは1ミリも入っておらず、ただ次女の気持ちに答えたいという純粋な気持ちと、行き場のないやる気が制作活動に向かっただけなのであるが

沸々と湧いてくるのは、感謝ではなく、新たなやる気である。

変なテンションになっているとは思うが、覚醒みたいな感じである。

敗戦後の日本みたいな。

次の作戦を練り始める週明け。

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