『世界の美しい廃城・廃教会』で人間の歴史に思いを馳せる。

『世界の美しい廃城・廃教会』で人間の歴史に思いを馳せる。

読書の秋だからというわけではないのですが、子どもたちに本を読んで欲しくてたまに図書館に行くついでに、わたしも気になる本を借りています。

今回借りた本はこれ。

本というよりは写真集みたいな感じですが、最近活字に慣れ親しめていないので、まずは軽いものが読みたかったのです。

写真の中に少しだけ廃城や廃教会についての説明が入っているこの本を眺めていると、人間の歴史の長さや偉大さや儚さを感じずにはいられません。

建築したばかりの頃は賑やかであったろうお城や教会も、長い年月を経ていくうちにその姿を留めることは困難になってしまう。

きっとそれは現代の建築物にも言えることで、長い年月を経ると、必ず廃れるときがくると考えると、途方もない人間の歴史の長さをむしろ想像したくなくなります。

ただ、途方もなく昔の人たちのことを想像するのは、ある意味、心の中でタイムトラベルをしているようなもので、目の前の現実的な日常を少し離れた視点で見れるという意味でも、面白い効果があるようにも思います。

面白い効果とは?と自分で書いていて思いましたが、つまりは、良い効果かどうかはわからないけれど、いつもと違う視点で物事を考えることによって生まれるものも違ってくるのではないかと言うことであります。

何言ってるかわからなくなりましたが、本からのインスピレーションを受けて、徒然なるままに思考の流れを書き綴ってみました。

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