コンピュータは寂しい芸術品。

コンピュータは寂しい芸術品。

誰がコンピュータをほしていたといたというのか。誰がコンピュータで便利になる世の中を望んだというのか。誰も望んでなんかいない。ただ、この壮大なコンピュータの世界を黙々と作り上げてきた人々の成果を、知らず知らずのうちに利用しているだけなのだ。

見 てみたらいい。このコンピュータやインターネットを作り上げているひとつひとつを。それは壮大で、無限だ。ひとつひとつが違うのだ。これはもう芸術品の何 者でもない。そして、そのひとつひとつは、見えないところで動いている。そして、ビジネスに利用されたコンピュータたちは、その利用者によって、その裏の 動きを知られないまま、利用される。

だから、コンピュータは寂しい芸術品だ…なんて、思ってしまった。