わたしの高学歴ワーママとしての本音と雑感。

わたしの高学歴ワーママとしての本音と雑感。

なかなか言えない人が多いと思うけど、大切なことだから、書きたい。

高学歴のワーママこそ、もっと柔軟に仕事ができるべきである。高学歴なワーママは、仕事に対する意識もやはり高い場合が多く、時短派遣で週3…などの条件では物足りないけれど、週5時短ではやはりまだまだ苦しいのだ。

ハッキリ言ってしまうと、今の日本の働く女性への理解や支援体制は脆弱である。

時短もリモートワークも普及し始めたばかりで、行き渡っているとは言い難い。

しかも悲しいのは、高学歴の女性ほど、苦労して手に入れた仕事を辞めることができず、子どもに寄り添いたい気持ちを抑えて仕事をしている。子どもに寄り添いたいなら、仕事を辞めればいい、なんてことは、口が裂けても言わないでほしい。

それができたら、とっくのとうにしているだろうし、できないから苦しんでいる。

仕事を続けるとお金のためだったり自己実現のためだったりを理由にしないと働けない。そもそも、仕事をするのに理由などいるのだろうか?

頑張って勉強して世の中のために働こうと決心した先に待っているのが、仕事のために自分の子どもと十分寄り添えない現実なんて、少なくとも最良じゃない。

ここまでITが進化した時代、きちんと働く女性のことをもっと考えた世の中を作ろうと思えば作れるはずなんだ。

もちろん、環境が整っている人もいる。

でも、環境が整わず苦しんでいる女性が沢山いる。

友達は多い方じゃないけれど、友達の話を聞いてて思うんだ。

なぜ高学歴女子が出産後仕事を続けようとすると、むしろ苦労をしなければならないのか。

これでは、勉強なんかしなくても、高収入の男性を捕まえたら人生勝ち、みたいな感じだ(人生勝ち負けではないけれど)。

高学歴女子は勉強しているときは、お金のために働こうなんて思ってない。

お金のためではなくて、仕事に対する高い意識があるからこそ、仕事を続けているのだ。

だから、もっと、働く女性に優しい制度が、優しい社会が必要なんだ。

じゃないと、結局、「女に学問をつけるもんじゃない」と言う結論になってしまう。

そんな古くさいこと言う人がいるのかと思うかもしれないけど、現実そうなんだ。

専業主婦の人の方が、やっぱり子どものことをしっかり見れるから、結果的に、子どもと一緒にいるという幸せを噛み締める時間が長いと思う。もちろん、専業主婦の苦労もあるから、専業主婦が楽だなんて言ってない。しかし、専業主婦のほうが子どもをしっかり見ることができて、単なる学問教育だけではない人間教育の領域までできるのは、やはり、子どもと接する時間の長さが長いからだ。

人それぞれ苦しみポイントは違うと思うし、幸せ度なんて、それこそ、人それぞれだと思うけど

感覚値として、日本は、高学歴女子の子育てに優しくない。

高学歴女子は仕事をバリバリやるのが良しとされがちだし、仕事と子育ての苦労が半端ないし、その分幸せを感じる機会が少ないと思う。

これが、子育てを10年ほどしている中で子どもに寄り添いながら働ける仕事という点をこだわり続けてやってきた、わたしの感想であり、社会への改善要望である。

こんな小さなブログで叫んでいても仕方ないが、残りの人生、そういうことも視野に入れて、生きていきたいと思っている。

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