和を履き違える日本人

和を履き違える日本人

幼稚園ママ時代の方と数人、お付き合いを続けさせて頂いており、たまにランチやお茶とかをしている。

わたしは基本的に群れるのが嫌いなので、わたしが仲良くなるのはグループとしてではなく、個人的に感覚が合う人である。

その中で話していて、ぼんやりと、時に強く憤りを感じるのは、日本人の集団になると急に強くなった気になる人が多いことである。そして、結果的に人を傷つける。

日本人が大切にしている「和」とは、「なごやか」という読みの通り、集団で個人を攻撃するような類のものではない。

しかし、幼稚園ママ時代から感じていたが、特に女性は集団になると急に強くになるから厄介だと感じる。個人では何も反撃すらできないくせに、集団になると強くなった気になる輩がいる。

とか言いつつ、たぶん、自分もその一人になることもあるのかもしれない。無意識にそうなってしまっていることもあるのかもしれない。

だからこそ、常に、心を静かに、公正な状態を保って物事を判断できる自分でありたい。

何が正しいのかを、見誤らない人間でありたい。

それは、たまにわたしが遭遇する、「和を履き違えた日本人」による被害を体験したり聞いたりすると思うことである。

美味しいものとおしゃべりと。
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