Cloud Days 2016
- 2016.03.10
- 日々の徒然
今日はお仕事の合間にCloud Days 2016に行ってきました。お仕事の合間にといっても、外出すると一日がかりなので、今日は一日Cloud Daysだったのですが。
電車の中では、最近読み始めたこの本。
なかなか勉強になっています。なるほどと思うと同時に、自分はこれはちゃんと読めているなと確認できるものもありました(読めてるほうが少数ですが)。
そして、お昼ごはんの前に、ちょっとカフェで一息…と思い、とあるスタバに入りましたら、こんな看板が。
なんと、購入前の本を5冊、ドリンクを飲みながら読んでもよいとのこと。汚れたらどうするんだろうとは思いましたが、時間がなかったので適当に3冊選んで、ちょっぴりだけどカフェタイムを満喫しました♡
そして、お昼ごはんは運よく旦那さまと食べられそうだということで、一緒に六厘舎のつけ麺で♡
なかなかゆっくり二人で一緒に食べれる機会なんてない上に、わたしは久しぶりのスーツ姿&バッチリメイクだったので、ちょっと久しぶりに独身時代に戻ったような、でも夫婦なような、新鮮な時間でした。
そうして迎えました、Cloud Days 2016。セミナーも色々あったんですが、今回はわたしは展示会だけでお腹いっぱいでありました。
今回は、世の中に出回っている「クラウド」関連のサービスや製品にどんなものがあるのかを見て回って最新技術を追いつつ、一般的に広く使用されている技術用語を確認するため、各企業のパンフレットをいっぱいもらって帰ることを目標にしていました。
結果や、いかに。
他にももらってみたいパンフレットもあったのですが、さすがに最後のほうは重くなってしまったのと、パンフレットをもらうにはまずは名刺交換をしなければいけない場合もあったりしてそこまで気軽にもらえる感じでもなかったので、写真くらいの収穫でした。
これから週末と週明けには翻訳案件があるのですが、タイムリーにも翻訳のエンドクライアントでもあるIT企業もCould Daysに自社製品を出展していたりして、自分的にはかなり業務に関わる展示会でした(相手からすれば、個人事業主向け製品ではないので話しがいがなかったと思うのですが)。
さきほども、子どもを寝かしつけたあとで、週末に対応する翻訳のエンドクライアントであるIT企業の製品パンフレットを見ていると、けっこう参考になる部分が色々ありました。どこを英語のままにして、どこを訳しているのか。
IT製品の翻訳って、単純に何でもかんでも訳せばいいというものではなくて、使わなければいけない用語というのがけっこうあります。それって、よく言う「翻訳力」とは違うかもしれません。あえていうなら、「スタイルガイド遵守力」とでも言いましょうか。つまりは、顧客が指定したスタイルガイドをいかに守って統一感を出せるのかというところがあると思うんです。
翻訳ではスタイルガイドは毎回支給されて、毎回読み直すわけですが、やはり、こういうパンフレットのような最終成果物を見ておくと、スタイルガイドの内容もよりイメージを持って頭に入ってくるような気がします。もちろん、翻訳する製品のスタイルガイドの内容と、このようなパンフレットのスタイルが完全に一致するわけではないのですが、やはり参考になる。
パンフレットの中にも、変な日本語があるのかもしれません。新聞社のように、厳格な日本語チェックが入っているわけではないでしょうから。それでも、少なくとも社内でそれなりのチェックはしているはず。いや、わたしが会社時代にパンフレットを作っていたときは、それなりに先輩にも見てもらって、それなりに言葉にも気を遣っていました。そんな有名なサービスではなかったにしろ、それなりにチェックしていたんです。
だから、こういう場で配られているパンフレットも、絶対それなりのチェックが入っているはず。これを鵜呑みにするのもよくないとは思いますが、参考程度に勉強するのはIT翻訳者としては悪くないと思っています。
なぜか、最後が長くなってしまいました。
何はともあれ、Cloud Days 2016、とっても面白かったです。収穫物もいっぱいあって、これから仕事の合間に色々なIT企業のパンフレットを見ながら勉強したいと思います。
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