10分間の言い訳

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あと10分で長女次女をお迎えに行きます。今日は翻訳会社からの仕事の依頼はなく、長期案件を粛々と進めました。とあるXML関連の仕様に関する翻訳なのですが、1年以上前から取り組んでいる翻訳なので、かなり理解が深まっているはずで、自然な文章が思い浮かぶような気がしていましたが、お客様からのご指摘事項を読んでみては頭をひねって理解をし続ける作業が続いております。

翻訳会社から依頼をうけるお仕事は、ハードウェアやソフトウェアのヘルプやユーザーインタフェースなどの翻訳で、翻訳会社からは全くフィードバックがないので、自分の訳文に不安を感じつつも、続けてご依頼頂けている状況から考えると、そこまで悪い訳文を作っているわけではないのではないかと思ってしまっていました。

でも、こうやってご指摘事項を頂く機会があると、自分の訳文についての悪い癖なども気づきますし、その仕様を翻訳するには、今以上に深い理解が必要であることも気づいたりします。さらには、「てにをは」系のミスにも近い箇所についての指摘については、心苦しい限りです。「(言葉の達人)翻訳者」として仕事を請け負っているにも関わらず、そういう日本語としておかしい箇所についての指摘を受けるのは恥ずかしいことだと感じています。。

見直しが不十分だったのかもしれません。ただ、少しだけ言い訳をすると、ものすごく頭を使う複雑な翻訳をすると、それをうまく訳出することに精一杯で、細部まで目が行き届かないことがあります。そして、訳文をひねりにひねった結果、ちょっと「てにをは」系がおかしくなっているという。

あぁ…頭痛い。眠たい。でも、今日はせっかく集中して進められてやっと頭がその仕様についてきているところだから、夜翻訳もできたらいいのかもしれない…。それにしても、読みやすい訳文にするには、まだまだひねりが必要そうだな。。さ、娘たちを迎えに行きます。。