赤ちゃん誕生物語♡

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おはよーございます〜。赤ちゃん誕生2日目。出産で疲れたお母さんは寝なきゃと思いつつ、ドキドキしちゃって、これからのこと考えると不安になったりもして、眠れなくてだめ!!ってわけで、2時ごろかな、赤ちゃんがいる部屋に行ったら、赤ちゃんも起きてました♪赤ちゃんを寝かしつける練習してみました。腕の中で動く赤ちゃん。お腹の中ではこんな動きしてたんだねーって感じ。小さくて可愛いかった♡

夜に赤ちゃんに会いに行ったあとも、どーしても眠れず、ついに眠ることを諦めて、ながーい赤ちゃん誕生物語をベッドの中で書いて夜を明かしてしまいました。女性なら誰でも気になる陣痛の痛みがどんなものなのか?!をテーマにした赤ちゃんの誕生までの話です。生々しい表現のとこもあるかもしれませんが、今日から忙しくなるとブログも更新できなくなるかもなので、一気に書いたものを、一挙公開☆(無我夢中すぎて記憶がすでに曖昧なとこもあるので、随時修正するかもです)

***** 赤ちゃん誕生物語 *****

陣痛って定期的に痛みがくるらしいけど、前駆陣痛っていうのがあって、不定期に陣痛のような痛みが続くことがあるらしい。陣痛の痛みって、人によって表現が違うみたいだけど、わたしの場合は腰痛に近かった。腰のあたりがじーーんと痛い感じ。

それにしても12日に前駆陣痛で一日入院して退院したことで、どれくらいの痛みや定期的な間隔での痛みで病院に行けばいいのか分からなくなり、14日午前2時半ごろから重めの腰痛と生理痛のようなもので目覚めたが、まずは時間を測り始めてみる。このときの痛みは「あ〜」とか声が出てしまうくらい。呼吸法が大切だと聞いていたので、「ふ〜」となるべく息を吐いて体の力を抜きながら、痛みをそらしてみる。寝てみたり、クッションを前に置いて座ってみたりして楽な態勢を探す。たまに、下痢でお腹を壊したような痛みもあり、トイレにも行ってみたりする。でも、時間測ってみるも、痛みの間隔は不定期。7〜8分おきくらいできたかと思えば、4分くらいで次がきたりして…また前駆陣痛かい…辛いわ…この痛みが本陣痛につながらない前駆陣痛なんて…と思いながら、寒気などがしてきたりしたので、リビングのこたつで足を温めながら、不定期な痛みをやり過ごす。不定期ながら、痛みはけっこう強かったので、この痛みが本陣痛じゃないなんて…と途方に暮れたりして。

それにしても、うちのベッドは固めのを買ったつもりだけど、あれが腰痛をさらに促進してる気がする…もっと固い布団に寝て痛みをやり過ごしたい…というわけで、旦那さまが起きたあとの午前中はこたつの横に布団を敷いてもらい、そこで少しウトウトしながらも不定期な前駆陣痛らしき痛みに耐える。

そして昼頃痛みがやっぱり強めな様子なので、不定期ではあったけど病院で見てもらおう!ということで、タクシーに乗って病院へ(痛みの合間の数分で家の近くのタクシー乗り場に移動。移動中、一度痛みがきて歩けなくなったが、ふーっと息を吐いて落ち着いてから、タクシーに乗り込む)。

病院で内診を受けて、子宮口が5〜6cmです、よくがんばりましたね!昨日いっぱい動いたんですか?と言われる。そして、入院決定。なるほど…これくらいの痛みに耐えれば即入院できるのか…と思う。

ただし、入院したからといってすぐ産まれるというわけでもなく、陣痛室で腰痛を伴う痛みに耐える。いつになったら子宮口が10cmになって赤ちゃんが産まれるんだろう…と思いながら。今でもけっこう痛いし、長引く痛みに疲れてきたんだけど、これからどんだけ痛みが強くなっていくんだろう…痛みも想像つかないし、気力ももたなそうな気がする…どうしようどうなるんだろういつ産まれるんだろう…と思いながら。

病院について診察してもらったあとは、助産師さんから子宮口を開くにはリラックスして体の力を抜くことが大切ですよーと言われたので、痛みがきたときは、ふーっと呼吸法を大切にしながら体の力を抜いてみる。そして、腰痛らしき痛みはだんだん下に移動してきてまた痛みも強くなってきたので、旦那さまにおしりあたりを押してもらうことで痛みをのがすことを覚える。

はじめは、「もっと強く!!」「そこじゃない!!もっと下!!」「最後、疲れたからってすぐ離さないで!!ゆっくり離して!!」など色々注文をつけた甲斐があって、痛みがはじまってからわたしの呼吸に合わせた旦那さまの指圧で痛みをうまく逃せるようになってくる。そこで、旦那さまにやっとお礼。「じょうずだね〜ありがと〜かなり楽になるよ〜ありがと〜ありがと〜」と言いながら、下におりてきた強めの陣痛の痛みに耐える。

痛みが少しずつ大きくなるごとに、「いきみたい」という感覚も出てくる。しかし、本にもいきみたいのを我慢する時期があるって書いてあったし、助産師さんからも「いきみたいのはガマンしてね」と言われたので、とにかくいきまないようにガマンしてみる。体の力を抜きながら、いきみたいのをガマンするって難しい。とりあえず、トイレの大をガマンする感じでやってみてた(汚い話ですみません)。

しかし、夜の21時頃になっても子宮口が7cmで病院にきたときから1cm大きくなったくらいで、助産師さんから「まだ産まれるまでには時間がかかりそうですね、一旦、休憩しましょう」と言われてしまう。午前2時半ごろから続く不定期な痛みに耐えていることで、気力も体力も消耗し、本当に痛みの間隔が伸びてはいました…。ここまできたのに、まだ痛みもあるのに、ここで痛みが遠のくなんて…でもたしかに疲れた…寝れたらいいけど、痛みもまだきてるよ…なんで本格的な陣痛がきてくれないんだろ…でもこれ以上の痛みがこれからくると考えるとたしかに怖い…怖がり過ぎてるから来ないのかな…泣

旦那さまも、指圧をし続けて疲れきっている様子。旦那さまの指圧はかなりきいているけれど、これを夜中やってもらって中々産まれなかったら、旦那さまも倒れるかも…陣痛が弱まってきちゃったのも、もしかして、旦那さまに頼り過ぎてるから?!あたしの心の甘えかしら?!そういう弱い心が陣痛を弱くしてる?!など、陣痛がこない理由を考えたりして、意を決して、旦那さまには家に帰って一回寝てもらうことにする。

今まで旦那さまに指圧してもらって逃がしていた痛みは、テニスボールでなんとかする!!!!!

そして、旦那さまとお別れしてからは、間隔が伸びてしまった痛みの合間に少しウツラウツラしながら、たまにくる痛みを陣痛室のベッドとお尻の間に置いたテニスボールで和らげながら、痛みに耐える。これをあとどれくらい続ければいいやろか…という不安もよぎり、内診してもらって子宮口の大きさと赤ちゃんの頭の位置を確認してもらったりする。14日から15日に日付が変わるころだったかな…そのとき、子宮口まだ7cmくらいで赤ちゃんの頭は出口から3〜4cmくらい(だった気がする)。

…ていうか、これ以上の痛みってどんだけなんだろ…怖いよ…ていうか、なんか、いきみたいのは強くなってる!!!どうしよう!!!!いきみたくてそれをガマンするのが辛くなってきた!!!!こんな話、Webでも見た!!!ガマン!!!テニスボールで逃がす!!!!…ちょっとこのいきみたい痛みを伴った間隔の時間を気晴らしに測ってみよう!!!…このとき、15日の午前1時半ごろ。

いきみたくてどうしよう…無理です…いきみたい!!ナースコール!!!助産師さんがきてくれて、またいきみたい気持ちを伴った痛み到来。

「いきみたくて辛いですー!!あー!!!いきみたいですー!!もう無理ですーー(>_<)!!」 いきみたい感覚を伴った痛みが落ち着く数分間で、いきみたいのって、どうやってガマンしたらいいですか…と助産師さんに相談したところ、「いきみたくなるのは、赤ちゃんの頭が下がってきてるからですよ。でも、あんまりまだ赤ちゃんの頭が出てきてないときに、お母さんがいきんでしまうと、産道が遠くて赤ちゃんが出口まで出てくるのに時間がかかってしまうので赤ちゃんが辛くなってしまうんですよ。」とのこと。内診をまたしてもらって、子宮口8cmくらいで、赤ちゃんがあと2〜3cmおりてきたらいきんでも大丈夫らしい。まだ旦那さまを呼ぶには若干早いかな〜とか言われたりして。このとき、だいたい午前2時。 なるほど、いきみたくなるのは、赤ちゃんの頭が下がってきてるってことなのね。なるほどなるほど。だから、それを無理にガマンするというよりは、いきみを逃して赤ちゃんが頭を出そうとしてるのを感じながら、且つ、あたしが無理にいきんで呼吸を止めてしまうのではなくてちゃんと呼吸して赤ちゃんに酸素を送ってあげながら、赤ちゃんの頭が出口近くまでくるのを待ってあげればいいのね。なるほどなるほど。 と。いきみたいのをガマンするやり方を習得しながら痛みを逃していましたところ、なんだか赤ちゃんの出口付近にぷくーっとしたものが…。水風船みたいな…もしや、この水風船らしきものが破裂したらそろそろ破水なの?? しかし、いきみを逃しながら痛みに耐えるも破水はせず。 しかし、助産師さんに状況を報告したところ少し内診ありつつ、「じゃ、分娩室にいきましょう!旦那さまにも連絡してください!」とのこと。 お。意外と急展開!! いきみたい感覚を伴った痛みの合間に分娩台に乗りまして。 助産師さん数名が集合しつつ、お医者さまを電話で呼んでました。 「(たぶん状況を報告)…たいほう はれつ まえです!」 たいほうって大砲?この水風船みたいなもののこと??なんか面白い…大砲って…破裂って…笑 などと分娩台の上で考えている間に、お医者さまも登場。出産体制確立!旦那さま、タクシーで病院に向かい中!! まずは、やっぱり水風船みたいなものは何かでプスッとやられてそれから温かいお湯みたいなものがジワ〜と出てきました(これがわたしの破水)。そして、いきみたい感覚を伴った痛みがきたときにお医者さまから、「はーい、息を吸って吐いてーー!!全部吐いてーーー!!!吸ってーーー!!!!いきんでーー!!!!」と言われました。 やっといきめる!!! たしかに痛いけどいきみをガマンする辛さに比べたらなんのその!!!どっかのWebでも書いてあった!!!!やっといきめるときの喜び!!!同じ!!!がんばる!!!!! 何度か呼吸を合わせながらいきみました。 ここで絶妙なタイミングで旦那さまが到着。 よし!!!ナイスタイミング!!! 旦那さま「頭がでてきたよ 髪が生えてるよ あとちょっと!!がんばってー!!」 痛いけど、もう一踏ん張りだーーっっ!!!!! 1月15日 3時23分、ついに赤ちゃんがつるりと誕生致しました。 カンガルーケアのある病院だったみたいで、産まれてすぐの赤ちゃんをわたしの胸のところに持ってきてくれました。うぇーん!と顔をしわくちゃにしてる赤ちゃん。 あたし「○○(もう名前はほぼ決まってました)ちゃーん!!産まれてきてくれてありがとー!!待ってたよーー!!」 そんな風にしゃべりかけたら、しわくちゃな顔の片目が一瞬パチリと開いて、目が合った!!! 赤ちゃん『気持ちよくお腹の中にいたのにー!うぇーん!!でも出たほうがよさそうだから出てきたよー!うぇーん!!ここどこー?!…ん?…いま、なんか言ったこの人だれ??うぇーーん!!』(って顔。) きゃわいい〜〜〜(♡o♡)!!! それからは、もう朝からテンションMAXでした…。ちょっと午前中とお昼に寝たけど〜。 ちなみに、さっき気づいたけど、分娩台に乗ったときに助産師さんが言ってたのって、大砲じゃなくて、たぶん胎胞だわ…笑 ***** (完) *****