葛藤

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土曜日だけど、なかなか終わらない翻訳案件をなんとか終わらせるべく、子どもたちが寝静まったあとでパソコンに向かっていたら、長女が寝室で泣きだしました。「おかあさんがキライ」だの言いながら、お母さんを叩いたり引っ掻いたり髪の毛を引っ張って離さなかったりで、わたしもビックリして、長女の気持ちを受け入れるがごとくに叩かれ引っ掻かれ髪を引っ張られながら、なんとか長女を抱きしめながら「どうしたの?!本当にどうしたの?!」って。横で寝ていた次女も泣きだして、娘2人が大泣き状態でした。

日中は、お母さんのことが大好きで、「だっこして~~~」っていっぱいくるし、わたしもできる限りその声に応えているつもりでした。最近、長女が甘えたがりな割に天邪鬼だったりと、ちょっとひねくれているところがある気がしていたので、あまり叱ったりせずに、なるべく長女の気持ちを尊重していたつもりでした。

でも、今日、そんなことがあって、わたしも「うちの子、精神不安定でやばいんじゃ…」と思って、「3歳 精神不安定」とかでWeb検索してみたりしたら、同じような子がいました。下の子ができると、上の子がかまってもらえなくてそういう風になる子もいるみたい。

最近の長女は、なんでも反抗的。「~する?~して~」って言うと、「~しない!」って言う。今日の朝も、昨日の夜に次女が熱でお風呂に入れなかったから「お風呂に入ろう!」って言ったら、ちょっと前は「おふろにはいる~」って言ってたのに、「おふろにはいらない!」って言って、お風呂にせっかく入っても「おふろに はいるの やだ!」とか言うから、いつもだったらワガママ言ったら怒ってたかもしれないけど、今日は「はぁい。おふろにはいるの嫌なのね。いいよ。お風呂出るんだったら、ちゃんと体を自分で拭いてね」って言ってお風呂から出るのを止めなかったら、長女は自分でお風呂のドアを開けて出て行って、しばらく裸のままお風呂の外にいて。

どうするのかな~と思いながら、自分の体とか次女の体とか洗って浴槽に入って、お風呂の外にいる長女に「体拭いた?寒くない?大丈夫?お風呂入らない?」って言ったら、「やっぱり おふろ はいる!」って言ってお風呂に入ってきたりとか。

そういえば、昨日の夜も長女は19時半くらいに寝た後で22時くらいに目が覚めて、それからなんだかワガママを言い始めた。なんでも、その日に一緒に病院の帰りにお買い物行ったときに、わたしが長女が欲しいって言ったジュースを買ってくれなかったそうな。わたしは、甘い物が飲み過ぎになるからダメだよって言って、風邪だしポカリかなと思ってそれを買ったんだけど、長女には自分の要求を受け入れてもらえなかったように感じたみたい。

それで、旦那さまも帰ってきてたので、はじめは旦那さまと一緒にジュースを買ってきてもらうことになったんだけど、長女が「やっぱり おかあさんがいい!」ってまたワガママ言って。でも、なんとなく、最近の長女はお母さんに甘えたいのかなって思うことがけっこうあったから、結局、わたしが長女と2人で夜中の22時に近所(とは言っても子どもの足で徒歩10分くらいのところ)のコンビニまでジュースを買いに行ったりとか。

夜中のお散歩では、長女の好きなアリさんがいないことを一緒に確認しながら、「アリさん、いないねえ~やっぱりアリさんも夜は寝てるんだねえ~」とか言いながら、手をつないでコンビニまで歩きました。長女、楽しそうだった。次の日も、「昨日のお散歩楽しかった?」って聞いたら、すごっい笑顔で「たのしかった!!」って言ってくれて。

それでね、思ったんだ。日中、楽しそうにしている長女も、やっぱり寂しいんだなって。特に最近、次女が日に日に可愛さを増していて、お母さんも次女を見ると目がトロンって優しくなっちゃうのね。でも、それを見てる長女は、お母さんがとられたみたいで寂しかったり悲しかったりするのかな~とか。だから、長女の目の前ではそんなに次女を可愛がりすぎないようにしているつもりではあるんだけど、やっぱりそう見えちゃうときあるんだろうな。

でも、次女が夜に先に寝てて、長女と一緒にテレビを見ているとき、次女がたまに目を覚まして泣くときがあるんだけど、そのまま寝ちゃうこともあるから、長女と一緒にテレビを見たまま、次女が泣き止むのを待つことがあるんだけど、今日は長女は「○○ちゃんのところに いってあげて」って言ってくれたんだ。次女のことを足で蹴ったりしてお母さんに怒られることもあるんだけど、急に次女の頭をナデナデして「かわいいねぇ」って言ったりすることもあるし。

きっと、長女の中でも葛藤しているんだろうな。大好きなお母さんを取られたような悲しい気持ちと、それは仕方がないことなんだっていう諦めの気持ちと、そして、妹と仲良くやっていこうっていう前向きな気持ちと。

でも、比較的、日中はいつも笑顔で元気いっぱいだから、お母さん、気づかなかったの。長女がそんなに悲しい気持ちを抱えていたなんて。

今日は、長女にいっぱい叩かれて、長女の気持ちに気づいたような気持ちになりました。

いや、全然違う理由で叩かれたのかもしれないんだけど。

ていうか、お母さん、次女のことばっかになっちゃってるように見えるかもしれないけど、長女のこともいっぱい見ているのにね。実際、このブログだって、長女のことが多くなっちゃうときあるよ。だって、はじめての子だもん。何もかもすべてがはじめてで、お母さんも手探りなのよ。

次女のことは後回しにしているわけじゃないけど、やっぱり2人目だから慣れもあって、余裕もあるから、お世話はそこそこに、「可愛いなぁ~~♡」って思いっぱなしだけど、ちょっと長女より話題少な目だもんね。そうそう、次女も、長女から風邪をもらって熱が出てます。ちょっと熱が下がったけど、また上がっちゃった。でも元気だから、まだ病院には行ってない。熱があっても、元気だったら、病院に行かなくても大丈夫だもんね。これも2人目の余裕なのかな。でも、けっこう咳もしてるし、そろそろ病院行った方がいいかもだけど。

しかし、子どもって、本当にお母さんのこと好きでいてくれるものなんだね。「必要とされる」って、そのまま「生きる意味」につながるものだね。必要としてくれているうちが華なのかもしれない。

今日は長女のことで、ちょっぴり切なくなってしまって、長々とブログを更新してしまいました。

P.S.わたしが台所にいると、寄って集まってくる娘たちが可愛くて、写真を撮りました。