翻訳の勉強をもっとする話

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1:50に起きて翻訳仕事をしようと思うも、色々脱線して2:40近くなう。翻訳会社には12月中旬くらいには手が少し空くかもしれませんと言っていて、確かに少し手が空いてきたからやりたい勉強を進めようと思った矢先に、翻訳会社から翻訳案件を小さめだけどいっぱい依頼してもらって、日程的にできそうなものを最近3件ほど請け負った。2件は昨日までに納品済みで、最後の1件をここ数日はやる予定。とは言っても、次女の保育園は今年は終わってしまったので、作業時間は基本的には夜なんだけど。

さっき脱線してやっていたのは、主にFacebookの話題めぐりとかなんだけど、それ以外はTwitterでフォローしているネイティブと思われる方(もしかしたら違うかもしれない)のツイートを読んで、分からない単語を調べてツイートの意味を考えてみたりとか。ツイートを手帳にメモって、調べた単語とその意味も手帳にメモったりもした。

11月はじまりのこの手帳には、その日学んだ表現などを小まめにメモろうかと思い、気づいたときはメモるようにしている。翻訳仕事以外の時間は子どもを見なければいけないためまとまった勉強をする時間があまり取れないので、こうやって隙間時間を利用しては学んだことを手帳に書き留めて、学んだことをあとでパラパラとめくって復習するだけでも、きっと頭に残るものは違うような気がしている。

それと、さっき任意に見つけた英語のツイートを自分で頭の中で意味を理解しようと考えただけでも、英語力は上がったように思う。なぜなら、はじめはちんぷんかんぷんの英語の文字列であるツイートが、意味を調べて意味を考えた後は、何か意味をもつ文字列のように見えてくる。その見え方が正しいかどうかは分からない。でも少なくとも、ちんぷんかんぷんの時よりも、なんらかの前進があることを感じるからだ。

分からないことを調べることが勉強になるという意味では、翻訳仕事もやはり勉強のひとつである。翻訳仕事をたくさんこなせばこなすほど、調べることも多くなるわけで単純にそれだけでも勉強になるし、翻訳レビューの場合は、他の翻訳者の方の表現に触れることができるので自分との違いを知る機会でもあり、結局はそういうことを含めてすべて翻訳仕事は翻訳勉強につながっていると思う。あと、案件ごとのスタイルガイドとかもけっこう勉強になるのよね。翻訳のヒントみたいなことがスタイルガイドはけっこう散りばめられているし、それを読んでそれに従って翻訳や翻訳レビューをやるだけでも、けっこう色々なことが頭に入るように思う。

ただ、翻訳を仕事としてやる場合の欠点としては、時間が限られていることで意味を考える時間に制限があるということだろう。仕事としてやる以上、そんなに悠長に考える時間がある翻訳仕事は多くない。そうすると、「付け焼刃」な翻訳をしがちになってしまうのかもしれない(自分ではそんなつもりはなくても、そうなってしまうことはあるんだろう)。

わたしのお客様直接契約の翻訳仕事は締切が厳しくないものがあり、かなり考える時間を多くとれる性質のものもあるが、そう考えるとそういう案件があるというのは非常に有り難いことであると今思った。

で、結局何が言いたいかと言うと、来年に向けて、さらに自分が面白いと思える翻訳案件を獲得するために翻訳をもっと勉強しようという心持になってきており、次女の保育園もほんの少しだが時間を延長して、翻訳仕事や翻訳勉強の時間を増やしていこうと思うがゆえに、ちょっとこの週末にかけて軽く無理に仕事を受けてしまった感はある、という話。

ただいま3時。さ、翻訳仕事をはじめようかな。今回は、以前UI翻訳レビューをけっこうなボリュームで担当したソフトウェアの2016年版の翻訳案件。このソフトウェアのUI翻訳レビューは体験版も使いながら仕事を進められたので、色々な機能について理解が深まっている。それゆえに、ちょっと無理でも受けようかなと思ったのもある。そういう愛着というほどでもないかもしれないが、「自分も関わったぞ」と思えるようなソフトウェア翻訳があるのはよいことだと思った。

最後は、昨日の夜の鍋焼きうどん。長女がうどんが食べたいと言うので、久しぶりに鍋焼きうどん。めっちゃ美味しかった、鍋焼きうどん。