涙の意味

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桜の花が咲き始める頃、長女と次女との春休みを堪能すべく、葛西臨海公園に行った。次女を妊娠中に、長女と何度も行った水族館へ行くために。思えば、妊娠中から考えると、自分も随分体が軽くなった。重い体で2歳児を追いかけ回すのと、軽くなった体で4歳児と1歳児を見るのだと、どちらが大変なのかはよく分からないが、やはり、今の方が随分気持ちは明るくなったように思う。

思い思いに歩き回る子どもたちを誘導しながら遊んでピクニックして水族館に行って。水族館では、次女のお昼寝していたので長女とタッチアンドフィーリングをしたりとか。春休みなので比較的混んでいたけど、ちゃんと並んで待てる長女に成長を感じたり(とは言っても、列の中で遊び回るので注意しながらだけど)。そして、水族館のソフトクリームを長女と食べながら、2歳の頃の長女を思い出して涙が出た。

長女は涙の意味が分からなかったようだ。そして、わたしも、分からなかった。どうして涙が出てしまうのだろう。長女が2歳で次女を妊娠中、子どもと毎日毎日毎日毎日過ごすことが辛くて酷く当たったことも多かったのに、それでもお母さんを慕ってくれる子どもが可愛くもあって、あの頃を思い出すと、自然と涙が溢れてしまうみたいだった。