小手先

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娘たちの寝かしつけで一緒に寝て、夜中の1時ごろに目が覚めたら、旦那さまが仕事から帰ってきたところだった。少しおしゃべりをしてから、また翻訳文の校正に入るために、原文を読み直したりしている。前回の投稿で、「日本語で理解できる安心感」とか「片言の日本語を流暢な日本語に」とか言ったけど、結局、腑に落ちる流暢な文章っていうのは、片言の日本語を眺めてても出てこないわけで、片言の日本語から想像して流暢な日本語にする作業をしてしまったら原文とは違う誤訳を含む別物になってしまう可能性が高くなるわけで、最近フェローアカデミーのウェブ記事でハリーポッターの翻訳をした松岡佑子さんも原作を本がボロボロになるまで読み込んだと言っていたし、やはり原文をもっと読み込んで理解を深めないとダメだな…と思い始めた。つまりは、小手先で日本語をこねくり返すようなことはしてはいけないよねってことで、そうなってくると、今やってる翻訳文の完成形がもしかしたら自分がはじめに想定していたものよりも遠いところにあるかもしれなくてどうしよう、とか迷っている場合でもなくて、やるしかない。そんな夜中の授乳を終えて次女が寝付くのを横で感じる、3時半過ぎ。たまには、徹夜、するか。いや、寝かしつけでもう寝たんだから徹夜ではないか。ブログ更新してる暇があったらさっさと仕事しろ、自分。