ChatGPTに思う。

ChatGPTに思う。

ちまたで話題になってるChatGPT。そもそもAIとかってイマイチよくわからない技術だなーと思っていたけれど、お仕事でそれが話題になることもあり、人がやっているのを見て、それならわたしにもできそうだと思ってやってみたら、意外とできたので自分でもビックリした。

しかし、同じ質問を何回もしてみると、毎回答えがけっこう違う。

それで思ったんだけど、ChatGPTって、自然な言語を話すように見えて、「考えてる」わけじゃないから、自分が話してることが嘘かそうじゃないかが自身で判別できてないなと。

その辺のそれらしく見える情報をそれらしく文章にしてるだけで、その正誤までは見てないので、つまりは、ChatGPTを多用すると世界に嘘が溢れるってことなんだろうなと、漠然と思っています。

海外では規制されているらしいけど、日本は緩いと聞きますが、AIとかの技術を使いこなす分にはいいかもしれないけれど、そもそも、ChatGPTを使いこなすのって、相当レベル高いなと。

自分の考えをChatGPTがトレースして文章にしてくれるならまだしも、人間がChatGPTの紡ぎ出す考えを鵜呑みにしてしまう危険性っていうのは、結構大きいんじゃないだろうか。

「我思う、故に、我あり」

という言葉もあったけど、人間って、自分で思ったり考えたりするからこそ、人間として存在するのであって、自分で考えないでAIの考えをそのまま受け入れるようになったら人間としては存在していないことになるのではないか。

なんて、哲学的なことを言った気になりましたが、とにかく、AIとかChatGPTは嘘っぱちの世界であり、そういう文章が溢れかえる可能性もかなりあるので、これまでよりより一層、リアルな人間からの言語の発信を見極められるように、神経を研ぎ澄ます必要がある気がしています。

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
ぽつりと、気ままに。 - にほんブログ村