IT好きの、ITふわふわ話。
わたしが大学後に就職した時は、インターネットがやっと普及してみんながブログをやってみたりmixiしてみたりしていた頃だった。
その時代にわたしは某SIerに入社し、仕事に没頭していたわけだが、その頃から、ITってわかりにくいなーと思っていた。
わたしが夢中になっている仕事ことを友達に話しても伝わらない。友達の反応も「ふーーん」で終わってしまうので、話が広がらなかった。
今思うと、自分が好きなことを人に伝えるのって、ITに限らずとてつもなく難しいことで、だいたい、好きな気持ちが大きすぎると伝わらないものなんじゃないかと思う。
そしてそもそも、「ITが好き」とはなんなのか。
それを今考えてみるに、わたしはその頃出始めていたインターネットやITサービスの仕組みや動きがわかるようになることにワクワク感を覚えていたのだと思う。
舞台裏を知ることのできる喜びと言おうか。
卑近な例で言うと、このブログが動く仕組みを知って自分で作るところまでできる、というのが、単純な喜びだったのだ。
はじめて入社したSIerを退職後、フリーランス翻訳者、広告業界派遣社員をやって、今回はまたIT業界に舞い戻ってきたわけであるが
見えているのは、はじめにIT業界で仕事に没頭していた頃とは明らかに違う世界だ。
少し一歩離れたところからITを見ることができるようになっていると思う。
IT、IT、ITと、IT(アイティー)という言葉が並んでいるが、このITという言葉も、ものすごく複雑で壮大なコンピュータの世界を英字2字で表してしまうという、なんとも、薄い言葉ではある。
しかし。特に日本ではIT教育の遅れが世界からの遅れを促進している部分は大きいと思う。
ITをわからない人が多すぎるし、ITを本当の意味で使える人なんて一体どれだけいるのかと思う。
導入されたITシステムを言われるがままに使って、最近流行りのSNSアプリを使っていることが、IT を知っているということではない。
ITって使いこなせたら面白いし楽しいものなんだ。
そして、それは、特別な専門領域の集合体だ。
…
うーん、文字にすると、やはりうまく伝わらないし、言いたいことが全然言えてない。
頭の中に見えるビジョンはあるのに、言葉にできないな。。
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興味深く読ませていただきました。
普通の人はSIerという言葉さえ知らないと思います^_^
色々な世界があって、別世界の人に対しては本当に説明が難しいですよね。
私もそうなのですが、技師屋さんって相手の目線まで下りて説明するのが本当に苦手なので苦労します。
パッチングワーカーさん
コメントありがとうございます!
SIer…確かにそうですね。これも曖昧な言葉ですよね、、IT業界の建設業みたいな感じでしょうか。
パッチングワーカーさんは技師屋さんなのですね!相手の目線に立った話って難しいですよね。。
専門領域って、実生活に影響が見えにくいので、なかなか伝わらないのもあるかと思ってます。
あとは、コンピュータは人体のようなものなのに、多くの日本人にとってブラックボックスみたいな存在になっちゃってるのも問題かなと。。
人体の勉強をするように、コンピュータやインターネットの勉強もある程度みんなしてほしいです。。
(最近はやってるという話も聞くので、若い人のほうがむしろわかっているかもですが)