敗北うどん

契約書の確認をしている最中、その連絡は入った。そのサービスは使わない方向性だという連絡だ。あえて補足すれば、完全な失注ではなく、別の方法を検討するという話ではあれど、わたしは落ち込んだ。

こんなことは、セールスにつきものだとは思いつつ、やはり落ち込むものは落ち込んでしまう。

説明し切れなかったアレコレを今更のように説明したいと思っても、先方は決断してしまったのだから時すでに遅し。

これからまた変わる可能性はあるものの、やはり、ここまでのプロセスでの落ち度や反省点はあるし、改善を重ねてきたところでの高まった期待があったため、やはり落ち込んでしまったが、何度も言うようだが、こんなのは、よくあることである。

今回のことで浮き彫りになったわたしの技術的理解不足のところは、事前に理解しておけばもっと効率的な対応ができたはずなので、そこが一番の改善ポイントである。

技術屋としては、迷ってはいけないところで迷ってしまった。

次迷わないためには、何をするべきか。

それを考えながら、子どもたちの勉強のことや将来のことにも追われる。

子どもたちの人生はわたしの責任ではないとも言い切れないし、仕事に没頭していて子どもを見れませんでしたじゃ自分的に納得がいかないし、かと言って、じゃ、塾にお任せすればいいのかと考えると、個人的な好みで少し違うし（それをしてる人たちが間違っているというわけでは断じてない）

結局、何でも自分でやろうとして敗北しているのではないかという一抹の疑念を自分に抱きつつ、敗北は成功の１ステップであるというのも、これまでの人生を振り返ると真実なので、気にする事ないわね、とも思うしで

次の一手を打つ前の熟考を、ほんの少しの間して、またガンガン進む所存（わたしは営業職ではないので、技術をガンガン予定）。