週末は、母になって考える。

週末は、母になって考える。

母であり、仕事人であるということは、とても難しいことだ。

母親業と仕事、そして家事は少なくとも、同時には行えない。平日ももちろん母であることに変わりはないが、本当に母になるのは仕事を終えた夕方からである。

だから週末になって、やっとフルタイム母になるという感覚なのだ。

この週末は次女のお友達がおうちに遊びに来たり、長女は水泳の大会があったりで、母親業を落ち着いてできた感覚があり、少し安心する。

あ、でも、お友達ママさんと飲みはしたのだけども。でも、そこでも話題になるのは、やはり子どもの教育の話だったりする。

どういう子どもに育てたいかというのは、やはり自分で考えているだけだと視野が狭くなってしまうので、人の話を聞くのはとてもためになる。

自分だけで考えてしまうと、やはり、自分が歩んできた道を歩くのが安心だと思ってしまうけれど、色々な人の話を聞くことで、他の道もあるのだということを実感する。

そういうことを考えるのも、全部、母親業の一部である。

小さい頃のように子どもの世話に手間がかからなくなった分、子どもの未来のために自分は何ができるのかを考え始めている。

今の仕事も、そういう未来に繋がるように、色々なことを吸収して、然るべき場所に還元できていけたら、いいのだろうなと思う。

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