正義感サイバーセキュリティ
- 2024.02.08
- お仕事 テクノロジー 政治・社会 日々の徒然
- サイバーセキュリティ
昨年、突然の外資レイオフにより、ご縁あってサイバーセキュリティ業界に飛び込んだわたしですが、実はこれには運命を感じているところがあります。
わたしがなぜサイバーセキュリティに縁があるのか。
それには、これまでのわたしの興味関心が深く関係しているように思うので、ここで過去を回顧しつつ、それについて考えてみたいと思います。
はじまりは、幼い頃の自分の中にある「正義感」かなと。自分には、小さな頃から正義感のようなものがあり、不正に憤りを感じる習性があったことを思い出します。
でも、大きくなるにつれて、正義感だけでは世の中は生きてはいけないし、むしろ正義感は邪魔な場合すらあることを、少しずつ学んでいったかなと。
そして、わたしの興味は、「なぜ人間は不正を働くのか」というところに移っていったと思います。
そういう思考の習性がある中、それとは別の次元でわたしのキャリアには「セキュリティ」に関係するものが常に周りにウロウロしていました(それが本筋ではなくても)。
フリーランスから派遣社員に転身したときですら、個人情報保護というプライバシーという領域でのセキュリティのお仕事が自分の意思表示とは関係なく舞い込んできたし、昨年の外資レイオフからのこの仕事への流れは、運命の力を感じたのは、わたしだけではありませんでした。
少し論理は飛んでしまいましたが、世界に起こる戦争とかも、人間の不正行為にあたると思っているので、わたしの言う「不正」は、わたしの「正義感」からくるものではあります。
その正義感を前提にすると、サイバーセキュリティの根本には、人間の悲しい性による不正が起こすものだということがあると思えるため、そこを許さない社会の仕組みが必要だと思うから、この仕事の価値があると感じるのかなと。
わたしの周りのサイバーセキュリティ関係者は(旦那さんも含めて)、その辺の意識が高く、尊敬しているところが沢山あります。
ホワイトハッカーと呼ばれる人たちは、高い技術力と高い倫理観が必要であり、わたしの正義感の価値観から見るととてもカッコいい。
最近はブルーチームという、会社という大きな組織を守るホワイトハッカーの集まったチームがあることを知り、これまたカッコいいなぁと。
拙い正義感は邪魔で無意味ですが、自分の正義感をしっかり持つことは重要です。
正義感だけではサイバーセキュリティのお仕事はできない。
だけど、正義感の感覚は研ぎ澄ませておき、日々守るスキルを磨いておく必要がある。
そうして、わたしは、よりよい世界を作っていくための、微力な歯車になれたら、それは、自分の仕事人生としては本望なのではないかと考えるのです。
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