日米の大学差異から見える、日本の病理。

日米の大学差異から見える、日本の病理。

Twitterで久しぶりに面白くて熱いツイートを見つけた。モーリー・ロバートソンさんの話だ。

日本では「ハーバード大学と東大に同時合格した」ところが注目されるキッカケになっている模様。そして、学歴好きの日本人がこぞってそのノウハウを知りたくて話を聞く、という構図が何度も繰り返されているよう。

しかし本人は自分の独創的な体験談に誇りを持ち、それを伝えることに腐心している。

わたしは彼のTwitterを読んで久しぶりに知的で面白い文章を読んだ気がした。わたしにとって知的で面白い文章とは、すべてが本人のリアルかつ緻密な心の動きを文章化したものである。

彼の話からわたしが思ったこと、それは日米の差異から見える日本の問題です。つまり

均一化で活力が奪われる、日本の病理」

に日本人が気づいて、その病理から抜け出し、真の多様化に向かって日本人が自身の誇りを取り戻して幸せになることが必要なんじゃないかと。

うまく表現できないことが多いけれど、わたしが常々、違和感を感じ続けていることに対して、このツイッターは一石を投じてくれた感じがあるので、今日はこのブログでシェアさせていただきました。

日本の病理として学歴や大企業というステータスが讃えられる均一化した固定観念があり、日本人はその偽りの賞賛を求めることで、人間として大切な生き甲斐を失っているのではないか。

それが、わたしが問題視している日本の病理です。

生き甲斐は、人から賞賛されることや他の人と同じことをすることでは手に入らない。

自分という存在を大切にし、その個性を認め、内なる才能を開花させて、人の役に立って生きること。

そういうところから、生き甲斐は生まれるんじゃないかなぁ…と考える日々です。

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