海外出張のユメ

海外出張のユメ

社会人になりたての頃は、仕事で海外に行くことに憧れていて、いつか海外出張がしてみたいなぁと漠然と思っていた。

でも気がついたら、子どもが生まれて、わたしの出張経験は国内止まり。

特にフリーランスの頃は旦那さんが海外出張だと聞くと、なぜわたしは英語をこんなに毎日勉強して仕事にもしてるのに子どものお世話までやってて、英語に関しては何もしてない旦那さんが海外出張に行くのかと、憤慨していた。

でも、今のお仕事に就いてからは、なぜかその羨望と憤慨の気持ちは起こらない。

今、わたしは、自分のやりたい仕事をやっているし、海外出張に行くならそれなりの収穫を持ってくる責任もあるし、何より、子どもたちとなるべく近くにいることが、今のわたしにとっては大切だと感じるからだと思う。

むしろ海外出張があるかもしれない今の仕事を目の前にすると(ないかもしれないけど)、逆に、自分がそれに相応の力をつけたタイミングというものがあると思うからかもしれない。

今回は旦那さんが台湾と沖縄に行くというわけで、ふーん、という感じだったが、どちらかというと家事育児を手伝ってもらえないキツさのほうが大きかったように思う。

時と場合が変われば、物事の捉え方も変わってくるわけで、若い頃のような海外出張に対する憧れはなくなったのだけど、海外の会社との関係性作りという点では、色々考えなければいけないよなぁと、思う次第。

マンションの横の紅葉が綺麗
旦那さんの上司の奥さまおすすめの台湾お菓子
お土産はやっぱりありがたい。

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