長女の体育大会からの、あれこれ。

長女の体育大会からの、あれこれ。

6年生になると体育大会というのがあるらしい。

そういえば、自分の時もあった気がする。わたしはなぜか足が速かったので短距離走の選手だった気がする。あの頃はなぜかそれが誇らしかったが、その後の人生においてそれが誇らしいと感じることは全くなく、むしろ、努力せずに得たものなどなんの価値もないということ知っただけに過ぎなかった。

だから長女が幅跳びに出るという話を聞いても、昔は花形だった短距離走ではないんだなと思いつつ、そうなんだねぇという、なんの感情も沸かない感想しか出てこなかった。一応家の中で幅跳びの練習らしきものはしてみて、子どもとワイワイできて楽しかったくらいだ。

そんな長女の体育大会の前日、長女からお弁当がいると言われ、週末に食材の買い出しをしててよかった〜と思ったわたし。

あとで長女にお弁当どうだった?と聞いたら、サツマイモがナンバーワンだったらしい。サツマイモの甘露煮はお弁当メニューの中でも最後の思いつきで苦し紛れに作ったものだったが、それが一番喜ばれるとは、世の中わからないものだ。

子どもに対しての関心が最近急激になくなっているが、わたしはそれでいいんじゃないかと思えてきてる。

結局、親の期待に応えていても、残るものって意外と少ないから、自分の判断で動くということが、人間にとってとても大切な気がしているからなんだけど、子どもたちが大きくなった時に、もっとちゃんと見てあげればよかったーーとか思うもんなんだろうかと思ったりもする。

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