おばちゃんの心は無風なんです。
今日の夜、長女と算数の宿題のことで大喧嘩した。長女は「お母さんはわたしの気持ちなんてわからないでしょ!!!」と言っていたが、正直なところ、全くわからなかった。
いや、違う。わからないわけじゃない。ある意味、痛いくらいわかるはずであることも知りながら、もうおばちゃんになってしまって、その若い気持ちを思い出すのが億劫だったり、今更思い出す必要なんてないと思っていたりで、大喧嘩をしているにも関わらず、わたしの心は無風だったのだ。
ダメなものはダメ。
違うものは違う。
ただそれだけを伝えることしか頭になく、褒めて育てるとかは、いったん横に置いてしまっていた。
でも、長女が、大泣きして鼻水が詰まって苦しそうなくらいだったし、わたしも酷い言い方したのは間違いなく悪いという自覚もあったので、長女には、心から謝った。
いや、心が無風なのに、本当に心から謝れたのかは、わからない。
ただ、大泣きさせるほどのことをしてしまったことは、やはり謝らなければいけないという理性が働いたのだ。
しかし、感情のところは、結局、見て見ぬふりをすることが一番楽だし、感情に飲み込まれてしまうのも何か違うので、長女の感情まで思い遣ることがなかなかできないのだが
逆に、長女の感情まで思い遣りはじめたら、わたしまで悲しくなって、前に進むことができなくなるかもしれないとすら思う。
わたしも、母親からの重圧に耐えきれず、急に悲しさが襲ってきて前に進めなくなることが若い頃は何度もあったから。
だから、わたしは、どうしたら、いいんだろう。
-
前の記事
そう、わたしはシステム屋だ。 2022.06.06
-
次の記事
場をわきまえることの難しさ 2022.06.08
Author:なっち。 投稿一覧
育児と仕事の両立を追求してきた、中1・小4姉妹の母です。やっと子どもたちが自立し始めて、お仕事にも気合いが入る日々。気ままブロガーですが、毎日更新中。エッセイが好きで、日々の大切な一コマをつれづれと綴っています。
なっちさん、おはようございます。
>だから、わたしは、どうしたら、いいんだろう。
愛情を惜しみなく降り注げば良いと思います。
「お姉ちゃんだから~しなさい」という怒りかたをしてるのなら止めたほうがいいですね。
自己肯定感につながる事なので、怒るときは怒り、褒めるべき時は褒める、とメリハリをつけた
ほうがいいですね。ハグできるなら、したほうがいいですね。この先、何やかんやあると思いますが、
「おかあちゃんはずっとあんたの味方やで。」と言えば、長女さんも安心すると思います。
子どももいないのに、アドバイスする資格ないと言えばそれまでですが。
子どもを作ると、自分の体質が遺伝するのが耐えられないので、子どもは絶対に作りません。
ちゅるりんさん
有難いお言葉、大変ありがとうございます。おっしゃられていること、その通りだなと感じました。
子どもを持つと逆に子どもの気持ちになることを忘れてしまうことがあるので、ちゅるりんさんの言葉はとてもありがたいです。
>愛情を惜しみなく降り注げば良いと思います。
本当にこれが大切ですね。言われて気づきました。
学歴は関係ないと思いながら、親としては勉強してよい大学に行ってくれたらいいなと思う気持ちもやっぱりあり、これは完全なるエゴだよなぁと思いながら、かといって、勉強しなさいと言わないと不安もありで、親としてどうあるべきかを見失いそうになっていました。
愛情を惜しみなく降り注ぐ、これを忘れずに日々過ごしたいと思います。
日本の会社での学歴での分け方は、
1.高卒。
2.4大卒。修士卒も同じ。
3.博士課程満期終了。
4.米国のMBA。
だと思います。
高卒の人は、どんなに能力があっても、大卒より課長昇進は遅いです。
大学は、4大卒だったら、偏差値が低かろうか関係ないです。
東大、京大卒は、明らかに頭がいいですが、転職率も高いです。
「勉強していい大学に行って、良い企業に入る」のも大事ですが、
「良い企業」に入っても、終身雇用制になってない可能性もありますし、
僕の友達みたいに、人間関係がうまくいかず、フリーになったら、
コロナ禍で失業みたいなパターンもあるので、取り敢えず大学なら、
どんな大学でも良しとして、大学の4年間で、公認会計士や不動産鑑定士などの
資格を取るのもいいですね。
ちゅるりんさん
3と4は日本ではレアですね。高学歴というよりは、高すぎてよくわからないです。
「よい大学」の定義は偏差値ではないですし、その子のやりたいことを伸ばす環境があるのかとか、人生においてどんな価値があるのかとか、色々と評価軸があるので難しいですね。
ただ、どこでもいいわけでは、少なくともないと思います。ちゅるりんさんがTOEIC900以上あって就活で困らなかったように、大学にも「証明書」的な役割はまだやはりあると思ってます。ただ、それを親がどこまで子どもに求めるかってところが、悩ましいんですよね。
子どもに任せるだけでもいいんですが、ある程度、親が道を示して欲しかった、と、大人になって言う人もいます。
ちなみに、転職は悪いことじゃないとわたしは思ってますよー。終身雇用にはわたしはあまり魅力を感じないです。
手に職、は女性でも男性でも強いですね。
結局、進む道を決めるのは子ども自身なので、親ができることは少ないかもしれませんが、、何かできることがあるならやっておきたい(子どもの自立心を阻害しない程度に)、というのが、正直な親としての気持ちなんですよね。
偏差値が低いからダメという事は無くて、大学4年間(8年間居る人もいますが)で何をしたかということ
ですね。僕が注目してる大学は、東洋大学で、100m走の桐生とか、競泳の日本代表のヘッドコーチが
居るとか、サンボマスターの出身とか、結構面白い人材を輩出している大学なんです。偏差値は55くらい
かな?親友の子どもは、勉強はあまり得意じゃないみたいで、「親としては関関同立に行って欲しい」
そうです。
>何かできることがあるならやっておきたい(子どもの自立心を阻害しない程度に)、というのが、
>正直な親としての気持ちなんですよね。
中学から、進学校の高校に行ったはいいが、同級生がレベルが高すぎて、落ちこぼれる、というのもありがちですね。大学はモラトリアムですが、就活があるので、何か人に負けない武器を持つ必要があります。僕の場合は、英語だったんですが、今の段階では分からないですよね。高卒じゃなくて、4大卒に
するのも、経済的負担は大きいですし、立派な事だと思います。「良い大学」の定義は難しいですね。
国立大学が偉いという人もいますが、偏差値低い大学もあります。早慶上智は良い大学ですが、
入学が難しいです。はっきり言って、現役の時、いくら頑張っても入れる気がしなかったです。
「就職に強い大学」が、良い大学だと言えそうです。僕の母校の神戸商科大学は、一般的な知名度は
無かったですが、会社の人事部には認知してもらっていて、就職に有利な大学トップ50に
入っていました。
ちゅるりんさん、返信できてなくてすみません。
大学の話は、人それぞれ価値観も違いますし、それこそ正解はないですよね。本人が卒業した後で誇れる大学だといいなと思います。
あとは、やはり、大学がステータスみたいになって変なプライドを持つ人間にはならないように、大学偏重主義にはならないように注意したいです。
自分もそうだったかもしれませんが、高学歴でも自己評価が低くなってしまうと、結果的にしあわせではないなと感じるので。
結局、卒業後に大切になってくるのは、何がしたいのか、何ができるのか、というところで
それが直接仕事に結びつけば(仕事は専業主婦とかも入ってます)、子どもたちもしあわせを感じると思うので
その辺を子どもたち自身が見つけられるように、後押しできるといいなーーーと思っています。