Memory

Memory

特に長女が、なのかもしれないが、長女はわたしが昔に子どもたちと楽しむためにやったことをよく覚えていて、それを今でもやりたがる。

覚えているというよりは、体に染み込んでいるというほうが正しいんじゃないかというくらい、過去の体験を繰り返したがるのだ。

クッキー作りもそのひとつで、今度の誕生日なんかは、クッキーがとにかくお腹いっぱい食べたいとか、言うんだ。

昔のしあわせな記憶が、これだけ、子どもの記憶や体に残るものなのだと感じている。

長女は過去の体験を大切にするタイプかもしれないから、次女の場合は違うのかもしれないけど。

ただ、子どもとの日々に奮闘していた頃のわたしの苦労が、そんな長女の記憶により救われたりしている。

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