イノチ

イノチ

週末、部屋を片付けていたら、子どもが引いたと思われるおみくじが出てきた。何気なくそのおみくじを読んでみると、その中に「命をかければ宝になる」という主旨のことが書いてあった。

なぜかこの言葉がわたしの心に残っており、わたしは人生で何に命をかけているのだろうかと考えたりしている。

漠然と子どもには命をかけられるとは思ったのだけど、きっと、それだけじゃない。

わたしが自分の人生に命をかけて望む姿を子どもたちに見せたい、というのはあるだろう。

わたしは、子どもに背中を見せるのがきっと一番いいスタイルだ。

なぜって、わたしは子どもの成長を温かく見守れるタイプでもないし、きちんとやろうとすればするほどウルサイと言われてしまうから、わたしはわたしの人生に命をかける、それがいいんじゃないかと。

もちろん、人生に命をかけるからこそ、旦那さんや子どもたちやお友達との時間が貴重で大切でかけがえのないものであり、自分だけのために生きるという意味では到底ないことを付け加えておく。

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