母へ。そして、母として。

母へ。そして、母として。

今年の母の日は、長らく会っていない母にお花を贈ることにした。

郵送しようと思ったら、母の日が思ったよりも早く間に合わなくなり、花屋さんで買った花を車で贈り届けることにした。車の運転は旦那さんだけど。

母の好きな色はブルーなので。

思えば、実家を訪れるのは、5年くらい前にわたしたち家族の扱いの酷さに不服を申し立てに言いに行ったとき以来だ。

時は流れ、少しは、きっと、わたしたち家族が受け入れられてきている気がした。

気がしただけかもしれないけれど、きっと、贈り物は今度は捨てられていないことを祈ってる。

母というのは、子どもにとっては、例えどんな母であっても、かけがけのない存在である。

日本経済新聞に、母の日をテーマにした広告が出ていた。

これを読んだら、母というものに、ひとつとして同じものはなく、色々な母の形があるのだと、気付かされた。

母親はこうあるべきだなんてものは、存在しない。

ただ、人間が生まれて成長していく過程で、誰かを必要として生きていくとき、必要とされた人は、母となる。

わたしは、母になって、母になる重みを感じる日々だ。

わたしはわたしであると同時に、母でもあるという、葛藤や矛盾、そして、幸せ。

わたしの母も、きっと、それを感じていた人に違いない。

母を責める日もあったけれど、きっと、それは、わたしが母はこうあるべき、みたいな理想を押し付けていたのかもしれない。

母は母であり、そのままの母に感謝したらいいんじゃないか。

その境地には、人間、なかなかいけない時もあるけれど。

日帰り温泉でビールとおつまみ、頂きました
ブルーミーと母の日の花で華やかに

母としての母の日は、子どもたちが母の日会を企画してくれて、手作りのお手紙とプレゼント、お花に囲まれて過ごすことができました。

こんな母に、ありがとう。

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