エクセル翻訳、最終段階。
長らく携わっていたエクセル翻訳が終盤を迎えている。とにかく、見直せば見直すほどに、修正点が出てくるのには驚いた。
なぜ今回は想定通りに進まなかったのかについて考えるけど、誤解を恐れずに言えば、翻訳物について最終責任を持つことの意識がこれまで足りなかったのかもしれない。
フリーランス翻訳者の時は大半がTradosというツールで翻訳しており、全体の文脈が見えにくい中で表現の統一はツールに任せてやっていて、ツール内で翻訳ができていればそれで終わりで納品、以上。
だったのが、最終成果物を前にすると、色々色々改善ポイントが見えてくる。表現の統一、用語の統一、用語選択の見直し、そして英語の文法的な細かな修正(複数形だとか、主語の変更だとか、、)。
そして、エクセルであるが故の、無数の原文との対比作業と切り貼り作業。
あらゆることが、これまで経験してきた翻訳とは別のものであり、「翻訳」は時間がかかる仕事であると気づいたのでした。
片手間でできる仕事ではないとは思っていたけど、今まで以上に、それを痛感しました。
翻訳やっている間は、他のことを考えている暇など全くない。考えて文字に起こす仕事だから、他の仕事のことを考えていては仕事にならないのだと。
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Author:なっち。 投稿一覧
育児と仕事の両立を追求してきた、中1・小4姉妹の母です。やっと子どもたちが自立し始めて、お仕事にも気合いが入る日々。気ままブロガーですが、毎日更新中。エッセイが好きで、日々の大切な一コマをつれづれと綴っています。