バレエと見栄。

バレエと見栄。

次女の幼稚園のときのお友達がバレエの発表会に呼んでくれたので、バレエを次女と観に行きました。

お花とお菓子を持って。バレエって格式とかありそうで、自分もちゃんとしていかなきゃってテンションになります。

バレエ鑑賞の前に、次女とお茶して♡

次女は折り紙を折りたいと言って、YouTube観ながらカフェで折り紙を折っておりました。

それからバレエを鑑賞して。

バレエは、とても綺麗な踊りだなーと。

自分も昔はバレエを習ったことがあったから、ちょっと思い出すことも色々あって、感慨深く観ました。

今回のお友達はバレエが好きで踊っているというのが伝わってきてすごくよかったな。

自分の場合は、あまり上達せずに途中で辞めさせられたし、それを何とも思わなかった自分のことを考えると、バレエ好きじゃなかったんだろうなーと思う。

バレエって、正直、親の見栄みたいなものがある気がして、わたしは全く魅力を感じない習い事なのだけど、単純に鑑賞する分には綺麗だし、楽しく好きで踊れる人にとってはいいんだろうなと思う。

何より、わたしは親の見栄に、嫌悪感を抱き過ぎるのは、たぶん、トラウマがあるからなんだろうなと思う。

見栄を張りすぎる親が最終的に見栄をはれないわたしの結婚に対して、人間として信じられない暴言を吐かれたことに対する、深い悲しみや落胆。

このトラウマがどうしても抜けなくて、親の見栄にはいまだに嫌悪感しか感じないのだけど、バレエは好きでやる分にはいいし、やってる側も好きじゃなければ辞めるわけだし、見栄だけじゃ続かないわけなんだから、そこまで見栄を嫌悪する必要もないんだろう。

何より、自分だって、見栄がないわけでもないし。

でも、やっぱり、わたしはその葛藤に、今も苦しんでいるんだなと、思うことがある。

次女とのお茶にて。
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