『苦しかったときの話をしようか』を読んで。

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今年は1週間に1冊のペースくらいで本を読んでいけたらと思っています。これまでに購入したけれど読み切れていない本が家の中にたまってきているので、頑張って読み切っていきたいなと。

今年の1冊目は、こちら。USJの経営を劇的にV字回復させた日本を代表するマーケター森岡 毅氏の本です。


『苦しかったときの話をしようか』
(森岡 毅著)

この本は、森岡氏が父親として、就活している我が子に向けて書き下ろしたメッセージを書籍化したものなのですが、すでに就職してから15年経っているわたしにとっても、とても参考になる話でした。

特に、自分をビジネス市場に送り出すための「My Brand」を作るという話。

自分の強みをどう今後のキャリアに活かしていけばいいのかという悩みに対して、どう考えて、どうアプローチしていけばいいのかのひとつのやり方を見せてくれました。

本に紹介されていたやり方で、わたしも自分のMy Brandを作るためのブランド設計図を描いてみたりして。

つれつれと頭の中で考えるより、こうやって何かのフレームワークのようなものに考えを書き出すことで、思考が整理されるのを実感しました。

わたしは1年の抱負や目標をいつもフリー形式で手帳に書き出しているのですが、今回は別ページにMy Brandの設計図を追加してみることができたので、これを将来見直したときに、自分がどう感じるのか、を楽しみに、日々努力していきたいなと。

森岡氏のマーケターとしての視点から、個人を市場に送り出す場合の戦略を教えてくれた以外にも、アメリカ駐在時の経験や子供へのメッセージなど、感動エピソードもあって、とても良い本でした。

やはり、多くの実績や経験を積んできた人の話は、とても重みがあるし面白いなと。

そう、思いました。