マネージャーになる前に『マネージャーの全仕事』を読んだ話。

マネージャーになる前に『マネージャーの全仕事』を読んだ話。

一昨年転職して、昨年は非常に辛い年であった。

「マネジメントが出来てない!俺はあいつの方を評価する!!」と言われてできた体制で、誰が楽しく仕事ができるのか?という感じであった。

ただ、完璧な人なんていないわけだし、自分なんてもっと出来ないわけだし、本心では「もっと良いところを見てくださいよ」とは思いつつ、まぁ、組織としてそれが求められてないなら仕方ない。

結果的にはわたしの良いところを伸ばすための原始的体制にしたという意図はなんとなく感じるので、むしろ感謝しなきゃいけないとも言える。

それでも、その体制に不満が残り続けたのは、きっと、わたしは、「マネジメント」をやらせてもらいたかったからだと思う。

「管理職」と言われると、なんかピンとこないし、役職自体に大して興味があるわけではない。

ただ、なぜか悔しくて、マネジメント系の本をいくつか読んでいたのだけど、結局、わたしは組織を作って引っ張る仕事がしたいのではないかと思った。

人と接することは好きだし、モチベーションをお互いにあげながら切磋琢磨して大きな仕事を成し遂げる事というのは、やはり価値があると思う。

今回は『マネージャーの全仕事』(ローレン・B・ベルカー、ジム・マコーミック、ゲイリー・S・トプチック著)の本を読み切って、またチャンスがくるならマネージャー職に挑戦できるように準備をしておこうと思った。

経営者やマネージャーとは、人を率いると同時に、人に仕える存在である。

この言葉はわたしの心に特に深く響いたと思う。

そういうことも含め、自分はこれからどこに行くべきなのかを見定めるために、今年はもっと色々な本を読もうと思う。

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