鬼怒川温泉から帰ってきて。

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この土日はあっという間だった。土曜日の朝から電車に乗って鬼怒川に行って、日曜日の夜に電車に乗って帰ってくるまで、会社の同期の友達5人で温泉に入ったり美味しい食事を食したりテーマパークに行ったり、神社やお寺に行ったりしました。

友達と遊んでいると、ひとりでいるときとは違う自分になります。

人と一緒にいるのは、楽しい。

だからこそ、部屋に帰ってひとりになったときの、寂しさは、身に沁みる。

今日は母親とメールをした。

お正月と次の土日に実家に帰ったときは、「また当分帰ってこないよ」と言ったわたしは、一体、なんなのか。素直じゃないと言ってしまえば、それまでで、確かに素直じゃないのかもしれないし、本当に当分帰ってこないつもりで言った気もする。

正直なところ、よい人を見つけたいと、思う。

ただ、自分にとって誰が、「よい人」なのか、

それが、わたしには分からないけれど、本当に見つけたいとは思うんだ。だって、やっぱりひとりは寂しいから。それなのに、わたしは、誰かがあまりにも近い存在になることを、どうしても好ましいと思えないところがある。それがそれは不思議な感覚で、昔から、遠い昔から、そうだ。親でさえも愛情が重くなってしまう。愛されたいと思う反面、わたしは、まことに自分勝手に愛を重く疎ましいものだと思う。それはそれは、不思議な感覚だ。これって。ほんとに。