結婚式のあとは部屋の片付けを。

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結婚式が終わって帰ってきたら、旦那さまがベッドに倒れるように寝ていた。おかしい、いつもだったら、もっと歓迎して帰りを迎えてくれるはずなのに。おかしいぞ。なぜだろうなぜだろう。旦那さまをつついて起こしてみるも、「眠たいんだよー、寝させてくれよー。むにゃむにゃ。」とのこと。いや、これは眠たいんじゃない。何かあったんだ!長年(といってもまだ3年ちょいだけど)付き合ってきた直感が働いた。

実は心当たりはあった。それは「部屋が汚いこと。」いや、その言い方は語弊があるかもしれない。「部屋が散らかっていること。」これだと思った。

地震発生から物が散乱したうちの我が家は、常時少し散らかっている状態が続いていた。先日、二個前の記事で大変な状態の写真を公開したが、実はあの大変な状態を半分以上復旧してくれたのは、旦那さまだった。はじめは、二人で一緒に復旧作業をしていたのだけど、あたしは途中で疲れてしまって「ちょっと5分くらい休んでもいい…?」と言って、2時間くらい休んでしまった。そして、目が覚めたら台所が復旧されていた。

「5分って言ったのに、なかなか起きないのは腹立つけど、ここを片付けたのは自分が好きでやったからだよ。気にしないで。」なんて言ってくれて、なんて素晴らしい旦那さまなんでしょう、そしてあたしはどうも言ったことが行動にあらわせないときがあるなぁ…気をつけなきゃ、と思いながら、きっとやっぱりまだのんきに考えていたんだと思う。

旦那さまががんばってくれたおかげで、台所は片付いたものの、やはり、地震の影響で部屋は依然雑然としていた。色々なものが割れて、壊れて、ディスプレイを楽しんでいた戸棚には、今はこまごまと雑然と入っていた。そして、その雑然さにさらに追い打ちをかけるように、クーポンやら、クレジットカードの請求書やら、化粧品関係のチラシやら、結婚式のお祝儀袋の名前書くのを練習した紙やら、そういうものが机とか戸棚の上に散らかっていて、最近会社から帰る度に部屋をみて疲れてしまっていたのも事実だ。

今日は旦那さまはお昼間はお仕事で会社へ、わたしは友達の結婚式と二次会に出かけていた。

結婚式が終わって、友達の結婚式に思いを馳せながら、旦那さまにメールしたら、実はメールしたときから、様子がおかしかった。けれど、あたしはまだ、旦那さまがそこまでのダメージを受けているとは知らずに家に帰った。そして、家に帰って現状を知って気づいたのだ。旦那さまが、ダメージを受けているってこと。

それから、あたしは、部屋を片付け始めた。正直なところ、結婚して一年以上経つけど、あたしは旦那さまに頼りっぱなしのところが多かった。これでいいのかなぁと思いながら、甘えていた。だけど、今日、ダメージを受けている旦那さまのことを考えて思ったの。やっぱり、愛する人のために部屋は片付けなきゃいけないって。甘えてばかりではなくて、相手が気持ちいいと思える空間を作っていくこと、それがやっぱりあたしには足りないんじゃないかなって。

きっと旦那さまは疲れてしまったんだ。いくらきれい好きだからってきっと限度があるし、お仕事で疲れて帰ってきたら部屋は雑然として、シャンパンやワインを楽しむために大切にしていたグラスたちも割れているし、最近お気に入りだったコーピーメーカーも使えなっているし、そんな中でお酒を飲んでいたら、きっと侘しくなって、お酒を飲み過ぎて、眠くなっちゃったんだろう。

だから、結婚式から帰って部屋を片付けました。

大切なことは、こういう気持ちをこれからも持ち続けることだけど、それを忘れないtめにも、ブログに残してみました…☆