粘土
- 2015.11.17
- 日々の徒然
長女は粘土が大好きである。基本的に、赤ちゃんの頃から好奇心旺盛というか、好奇心散漫で、集中して遊ぶということが少なかった長女だが、去年くらいから粘土遊びだけには集中力を発揮していた。
幼稚園に入ってからも粘土好きは変わらず、昨日は幼稚園の創立記念日で長女がお休みだったので、娘たちを自転車に乗せて、セリアの粘土を買いに行って、創作活動Dayにすることにした。
お昼ご飯を食べた後から、早速創作活動が始まった。次女はお昼寝したり、お昼寝から起きた後でお昼ご飯を食べたりしている中での創作活動だ。
買って来た粘土をコネコネして、色を組み合わせてまたコネコネする。わたしはマカロンを作って、長女はカップケーキを作った。大まかなアイディアはわたしが考えたが、マカロンにキラキラシールを付けたのは長女で、カップケーキにお花を載せる案を出したのは長女である。
そんなこんなで、夕飯作りの前には創作活動を終え、粘土を乾かしたり、わたしもちょっと疲れてぼーっとしたりした。
夕飯作りの頃には、次女の機嫌がかなり悪くなっており、わたしは次女にとっても楽しいことをしてあげれなかったことを後悔もしたりした。粘土作りの間、テレビを見たり、創作活動の周りをウロウロしたり、材料で遊んだりしていたが、やはり、次女は次女なりにストレスが溜まっていたようである。
不機嫌マックスの次女をあやしながら、時に無視しながら、夕飯を作り終え、なんだかんだで半日家に篭るとわたしも思考が暗いループに入っていたりして、なんだかんだで疲れていたのもあって、気持ち的に暗い夕飯時を過ごした。
それでも、粘土が乾いたら、飾ってみたら、少し元気にもなった。ほら、けっこう可愛くできたでしょ。 長女はお風呂に入ってからも、粘土をやりたいと言った。しかも、手が汚れる方の赤い粘土を。はじめは手が汚れる方はお風呂上がりだからダメと言ったが、長女は「あらえばいーじゃん」とか、一丁前のことを言い、たしかにその通りなので、やっぱりオッケーした。
それで何を作っていたのかというと、カタツムリ。でも、それが上手だったので、わたしはビックリした。こんなものも長女は作れるようになっていたのかと。そして、長女はわたしにもカタツムリを作ってくれと言うので、仕方なしに、お風呂上がりの綺麗な手を汚してわたしの粘土の技を披露した。
しかし、これは長女の作ったカタツムリとは作り方が違う!と怒られ、作り直させられた。結局、長女が作ったカタツムリ2つ、わたしが作ったカタツムリ2つが出来上がり、最後は、お互いに交換してプレゼントとすることになった。昨日は、そんな1日だったのだが、最後にベッドに入って寝る時に、長女が「きょうは いっぱいあそんだね!ねんど、またやりたーい!」と言った。色々なところに連れて行って遊んだ後も、その日の夜に「今日は何が楽しかった?何して遊んだ?」と聞いても、大した答えが返ってこない長女だったのだが、昨日の粘土三昧の1日は楽しかったらしい。
正直、夕飯時の疲れて暗い気持ちのときは、やっぱり1日子どもと一緒に過ごすとか、自分には向いてないな…とか思っていたのだが、長女のその言葉を聞いて、頑張ってよかったのかなと思えたりもした。というか、嬉しかった。
子育てって、ほんと、地味。成果が見えにくくて、誰からも何も言われないことも多い。でも、子どもからのそんな一言で、報われたりもするんだなと思ったりした。
でも、明日は長女は幼稚園、次女は保育園、わたしはお仕事Dayでもあり、少し子どもから離れて自分の仕事ができることに安堵ともに有り難さを感じもしつつ。深夜0:30-2:00の仕事を終えた後の、投稿でした。さ、お弁当作りあるし、寝なきゃ。おやすみなさい。
[…] 2015年11月17日『粘土』 […]