本を最後まで読まない癖

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正直に告白しよう。わたしは、正直、飽きやすい。その飽きやすさといったら、自分でも予測がつかないほどだ。あのときはあんなに良い!と思ったのに、一体なぜ、時はわたしの心を冷静にさせるのか。

あ、冷静になったわけじゃないか、ただ”飽きた”だけ。か。

それは、ある意味、わたしの心に忠実に生きている証でもあるのだけれど。別に、なんでも最後までやらないわけじゃない。面白い本は最後まで読むし、楽しいことは最後までやる。けれど、面白くなかったり楽しくないことは、正直なところ、続けるのはつまらないし、時には辛さも伴うから、わたしは、さっさと投げ出してしまう。

それでもいいのだ。面白いことや楽しいことを追い求めて、それを最後までやることが出来れば、何かはやり遂げているのだから。

ただ、最近少し思うのだ。わたしはその時の面白さや楽しさだけの感覚で色々なことを切り捨てて、もしかしたら、あと少し我慢していれば得ることができたかもしれないことを、得ることが出来ずに生きているんじゃないか。って。

もちろん、本当に面白くないものとか楽しくないものを続ける必要は全くないと思うけれど、あとちょっとくらいは、我慢とかしてみてもいいんじゃないかな、なんて思うんだ。

つまり、本は最後まで読めると思ったときに買う。
思いつきで買ったりしない。
お金の無駄遣いをしない。

そういうことですね。