意外と盛り上がる、おうちでスイカ割り。
コロナ感染者が増えてきている今、感染対策すれば外出してもよいとは思うのだが、ステイホームするに越したことはない気がして、今日は家でスイカ割りをすることにした。
次女が幼稚園の年長さんイベントでスイカ割りをしたのだけど、感染対策のためかスイカ割りはしたけれどスイカは食べなかったらしく、「またスイカ割りやりたい!」と言っていて、長女は、学校での楽しいイベントもなく、地域のお祭りも中止、ということで、何か家で楽しいことをしてあげたいなと思ったのもある。
なんとなくベランダにレジャーシートを引いて、買ったスイカをスタンバイし、手ぬぐいを目隠し用に準備した。
スイカ割りの棒は、色々悩んだ末、太鼓のバチを使うことにした(スイカ割りに使っていいのかわからないけれど、ちょうどいい棒がなくて…バチが当たりませんように)。
準備ができたら、日曜の朝10時過ぎだったか、ほどなくスイカ割りが開始された。まずはジャンケンで順番決め。
はじめは、お父さん。目隠しをして10回ぐるぐると回ってから、次女の威勢のいい手拍子による誘導に合わせて…カコン!!と一発。お父さん、少し遠慮したのか、スイカ割れず。
次はお母さん登場。目隠しをして少し慎重に10回回って、次女の誘導に合わせて…ガツン!!とやったら、ちょっとスイカにヒビが入る。
それから、長女も目隠しをしてくるくる回った後、次女の誘導に合わせてカツン!!スイカ割れず、もう一回軽くカコンと叩こうとして次女に「2回目はダメダメ~~!!」と怒られる。
それから、次女の番。目隠ししてくるくる回ってカツン!!と一発。スイカ割れず。
父、再登場。1発でスイカを割ってもいいよと言われて本気でやったはずだったが、スイカを叩いたあと、長女に「今の本気?」と言われ、次女に「今の弱気だよね?」と言われる。
母、再登場。勢いよく10回回って、ちょっと倒れそうになる。それから次女の誘導に合わせてスイカをガツンとやって、スイカにヒビ入る。
それから長女がまたガツンガツンとやって、次女もガツンガツンガツンガツンと連打して、割れゆくスイカちゃん。
もはや、スイカ割りではなく、スイカ叩きの様相。
ちょっと、スイカちゃんが可哀そうな気にもなってきて、スイカがある程度破壊されたところで、スイカ割りはお開きに。
そういえば、このスイカ割りで使ったレジャーシート、長女がお腹の中にいたときに買ったもの。2011年8月22日のブログ『20週目の超音波検査。』の中で、長女の性別が分かりそうになったときのことと一緒にレジャーシートの話が書かれている。
あの時のレジャーシートが、こんな風にスイカ割りに使われるなんて、夢にも思わなかったけど、あの時の楽しい日常の妄想が、こんな未来につながっていたと思うと、なんだか不思議な感じだ。
コロナで先行きが見えない今、不安が大きくなることもあるけれど、未来の楽しい日常の妄想が、こうやって、なんらかの楽しい日常につながっているかもしれないのだから、こんなときこそ、未来の楽しい日常の妄想も必要かもしれない(と無理やり、締めくくってみる)。
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