夜のひとり言

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『神様はその人が耐え得るだけの試練を与えるんだよ』、そんな言葉を今までの人生の中で何度か聞いてきた。とても辛い状況のとき、神様を恨みながらも、その言葉にすがることしか出来ずに、試練を乗り越えてきた。

そうするうちに、わたしはいつのまにか、冷静な人間になっていた。

感情の波にのまれても、それが時が過ぎれば大したことではなくなると思うようになった。そうしたら、最近わたしは人を愛せない人間になっているように思えてきた。昔から人を愛することが不器用だったわたしだけれど、不器用が今度は方向転換して、愛することをやめてしまったような、そんな感じになっているように思う。

不器用はなかなか直らず、
伝わらない思いは
どこかに消えてしまった。

感情の波に流されて、そして、わたしは冷静になる・・・そういうことの繰り返しだ。感情の先にあるものを、最近わたしは見れなくなっている。

愛は永遠っていうけれど、永遠の愛がわたしにあるのかが分からない。

愛していたことも忘れてしまった。
愛することも忘れてしまった。

最近、人を愛せない。なぜなんだか。

あ、友達は別ね。

そんな日々です。