ヒグラシの音が足りない。

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夏になったはずなのに、何かが足りないと思っていて、それはきっと「ヒグラシの音」なんだろうと思いました。あの、なんともいえない、夏の夜に聴こえるミーーーンミンミンミンミン・・・って音が、この寮周辺には足りない。夏の夜に、気持ちよい風を受けて、ヒグラシの音と共に迎える夏が好きなのに。

ヒグラシの音が聞けたのも、わたしが、東京から1時間以上離れていた田舎な場所に住んでいて、小さな森がマンションの目の前にあったからなのですが。

最近、しきりに、家族の昔のよき思い出を思い出すことが多くなりました。

人と話していて、”明日、あさってに、流れ星がたくさん見えるらしいよ”・・・という話を聞けば、昔、夜の2時くらいに起きて、お父さんと弟と妹とマンションの駐車場に出て、星を見たことを思い出しました。

買い物をしに、外を出て歩いていると、なぜか、ああ、そういえば、家族みんなで色々なところに遊びにいったな・・・とか、そういうことを思い出してしまいます。

なんでなんでしょうか。

あまりにも色々な感情を覚えた家族に対して、わたしは、今、慕情とでもいうような、郷愁というような、そんな感情を覚えています。実家のベランダからのヒグラシの音が恋しい、夏の夜です。