わたしはわたしの母親に感謝する。
思いついたときに書けばいいってもんじゃない。だけど、そう思う今だからこそ、このブログに、電子の配列に、残しておこう。わたしの母への愛を。
これほどまでに、憎いと思った人はいないだろう。これほどまでに、人の言葉に傷ついたことはないだろう。本当に、そう思う。けれど、それと同時に、それはわたしが母を愛していた証拠だと、今ここで、言わせてもらおう。
ひとり暮らしを始めて、あと2ヶ月もしないうちに、1年になる。
ひとり暮らしを始めて、たった1年しか経っていないなんて、信じられないけれど、確かにもう少しで1年だ。
そして、今、わたしは、当たり前のごとく気づく。わたしは母の思い出に生きていると。それは、不思議なくらいに、わたしの頭の中に母の言葉や愛は生きていて、ことある毎に思い出す、昔のよき日々を。そのよき日々をここで語れればいいのだけれど、その数ときたら、もう数え切れないほどだから、とあるごとにふと思い出すだけだから、ここでは語れない。ただ、それはもう不思議なくらいに、思い出す。
人は現実の感情で、今が幸せだとか不幸せだとか、ともすると決めたがってしまうけれど、どうも幸せっていうのは、時を越えるものらしい。なぜなら、わたしは、本を読んだりして、昔を思い出す毎に、「思い出の中で生きているんだ」と感じるから。
そういう、思い出せる思い出があると言うことは、幸せなことだ。
そんなことに、今、気づきました。
Author:なっち。 投稿一覧
育児と仕事の両立を追求してきた、中1・小4姉妹の母です。やっと子どもたちが自立し始めて、お仕事にも気合いが入る日々。気ままブロガーですが、毎日更新中。エッセイが好きで、日々の大切な一コマをつれづれと綴っています。
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