さらに夢を追いかける〜結婚9年目を迎えて〜

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こんにちは。ぽつりです。先日、結婚8周年を迎えました。これからは結婚は9年目になります。ここのところ悩ましい日々が続いていましたが、ついに、自分の中での現時点での結論が出てきたような気がします。その結論とは、産業通翻訳者になるということです。

この悩みの日々の中では、今までの仕事人生とその合間の重要なイベントについて振り返ったりしました。

2006年4月 某SIer入社
2009年9月 結婚
2011年8月 産業翻訳界への参入を目論む
2011年12月 某SIer退社
2012年1月 長女出産
2012年10月 某翻訳会社と業務委託で翻訳周辺のチェック業務などを請け負い始める
2013年8月 某翻訳会社のトライアルに合格し、産業翻訳者になる
2014年7月 次女出産
2017年9月 産業通翻訳者としての道を目論む

SE として5年弱勤務し、翻訳業界に足を踏み入れて約5年経ちました。産業翻訳者としては4年経って5年目になります。ざっくりですが、SE としての経験年数と翻訳者としての経験年数が近くなってきました。会社を辞めたとき、漠然と、SE として働いた年月と同じくらい翻訳者で働いてみて、それから、 自分の道をもう一度考えてみようと思っていたように思います。

まさにその節目の年にさしかかっていたからこそ、ここのところ私はずっと悩んでたのかなと思います。

約4年間フリーランスの翻訳者として働いてみて感じているのは、自分はフリーランスには向いているんじゃないかなということです。ただ、在宅勤務を続けることについては、できれば月に数回でもいいので外に出たいなという思いがやはりあります。そして様々なことを考慮した結果、これからは通翻訳者を目指すというのが、自分にとって最適な解であるように思えてきています。

過去のブログを読み返してみると、2011年8月20日に翻訳者になりたいということをこのブログに告白していました。その後通信教育を受けたあと、翻訳祭で知り合った翻訳会社の方にトライアルを受けさせていただき、トライアルの結果は不合格でしたが、翻訳周りのチェックなどを請け負う業務など始めました。そして、2013年8月に初めて翻訳会社のトライアルに合格したので、このブログで告白してから実際に産業翻訳者になるまでには、約2年間かかったことになります。

今日ここで通翻訳者になりたいと公言しました。もうすでに翻訳者ではあるわけなので、あとは通訳業務を請け負うことができれば、通翻訳者になるという夢が実現するわけです。

何となく通訳者もやってみたいなと思う事がこれまでもあったので、英語を耳から入れるようには常に心がけていました。また、通訳学校の短期講座で学んだことを元に、シャドーイングを自分でやってみたりもしていました。

会社辞めた時には、もう一度好きな英語をきちんと学びたいという気持ちがあったので、思いつく限りのあらゆる方法で英語に触れることを心がけていましたが、当初の思惑通り、会社を辞めた頃よりも自分の英語力がかなり上がったなと感じています。

今まではちんぷんかんぷんだった英語のニュースを自分で読めるようになったり、英語のニュースを聞いて何となく内容がわかるようになったりしたことは、自分の中での大きな進歩です。

これから通翻訳者を目指すにあたって、より高度な英語力や背景知識が求められるようになるわけですが、「英語で」いろいろな教材を楽しむことができるようになったので、これから英語を更に学ぶことがもっと楽しくなるような気もします。

今日のブログは、AmiVoiceという音声入力ソフトを使って入力してるのですが、音声認識をしてくれない事が結構ありますが、ある程度は認識してくれるので、音声入力ソフトも意外と使えそうな気がしています。なぜ音声入力ソフトを使おうとしているかというと、以前、通翻訳者の方のお話を伺った時に、翻訳作業で疲れたときには、音声入力ソフトを使っていると言っていたからです。

これから通翻訳者を目指すのであれば、「音」は大切な要素になってくるので、音声入力ソフトを使ってみることも自分にとってはかなり価値があるように感じています。今やってる翻訳通信講座の英日ビジネスコースでは、Google の音声入力を使ってるのですが、個人的には Google の音声入力の方が精度が高いような気がして、仕事でも Google 音声入力を使えたらなと思うのですが、やはり Google の音声入力は入力データがGoogle に行くというところが若干引っかかるのと、Google ドキュメント上でしか使えない(はず?)ので、このAmiVoiceを使ってみています。今日のブログのような内容であれば、このAmiVoiceも意外と認識してくれています。

最近行った通訳会社の無料体験レッスンで、目で英文を読みながら、訳文を声に出して発声するというサイトトランスレーションという手法をやったのですが、これは、音声入力ソフトを使うと翻訳にも役に立つなと感じました。つまり、テキストの英文を目で読みながら、訳文を口で言って音声入力ソフトに認識させてドキュメントに書き出すのはどうかと思ったのです。

実際、この手法を今回の通信教育のテキストでやってみたのですが、そもそもの英文の意味がよくわかっていない状態でやろうとしてもそれはできませんでした。出来上がったのは、意味がよくわからない訳文だったのですが、とりあえずはこれを土台にして訳文を推敲してみようかなと思っています。はじめは、推敲というよりは、訳し直しに近くなると思いますが、その精度が上がれば上がるほど、自分の瞬発的な原文理解力と訳文生成力が上がってきているということを実感できるのではないかなと。

また、これまた通訳学校で教えてもらったリテンションという手法があり、流れてくる英語をそのまま繰り返すというものなのですが、これも自分のリスニング力強化のために役に立つ手法であると感じています。今まで「多読」ならぬ「多聴」はしてきたのですが、「精読」ならぬ「精聴」ができていないために、何となくわからないところ聞き流していて、それが英語力の強化の妨げになってるような気がしていました。

昨日、いつも聞いている NHK の実践ビジネス英語で流れてくる英文を短く切りながら、このリテンションという手法で英文を再度発声してGoogle の音声入力を使ってGoogle ドキュメントに実践ビジネス英語のスクリプトを書き出してみました。この方法は、自分の英語の発声練習にもなるし、自分が聞こえない英語はどこなのかがはっきりとわかるので、テキストの内容をより深く理解するのにとても役立ちました。毎日と言わずにも、たまにこれをやるだけで、結構力がつきそうな気がします。

さらには、学生時代以来となる単語カードを使用した勉強もやってみています。というのも、自分の瞬発的な語彙力をあげる必要があると感じるのと、なかなか語彙力は上がらないと感じることも多いため、ついにこの勉強方法を導入しました。

上のような勉強方法が、どれぐらい続くかわかりませんが、今、この勉強方法でやってみようという気力がやっと湧いてきたところです。

今日は翻訳会社からの依頼がないため、AmiVoice音声入力と手作業による推敲によって、パソコン画面にじっくりと今後の夢を語り、ブログにその夢の実現のためにやってることを記させていただきました。

なんだかんだで、ブログを書き始めて2時間経ちました。そろそろ通信教育をやりたいと思います。

あ、このブログ今日2時間かけて書いてると言いましたが、結構な時間をかけていますが、それは音声入力ソフトの問題ではなく、「書く内容」を考えてる時間が大きいです。音声入力ソフトはたまに変な変換をしますが、意外と入力速度は速いです。やはり時間がかかるけれども価値があり大切なのは、「考える」ことなのだと思います。

最後に恒例の写真で締めます。結婚記念日のお祝いで食べたお刺身やローストビーフ。旦那さんと食だけは本当に合います(それ以外もたまに合います。そして、何より、旦那さまはわたしがやろうとしていることを、絶対に否定しない。常に「やってみたら」という姿勢でいてくれます。やはり、わたしにとって最高の旦那さんだなと思っています。)。

そして、改めて日本人でよかったなと思うのは、お刺身が食べれることです。

去年の結婚記念日のブログでベランダの写真がアップされていたので、今年もアップします。
在宅勤務の中で私を癒し励まし続けてくれているベランダです。そして、産業翻訳者を目指すと発表した昔のブログ記事に、その頃の教材が載っていたので、今日は産業通翻訳者を目指す記念に、今使っている教材を載せてみます。教材というよりは、読もうと思っている雑誌や本も含まれていますが、つまりは、「身の回りのものすべてが学ぶ対象である」ということなのかもしれません。

長くなりましたが、そろそろ本当に通信教育を含む人生勉強を含む、業務時間に戻ろうと思います。ではでは。