病院通い後に、山下清展。

病院通い後に、山下清展。

長女に中心結節の破折が起こり、大学病院附属の歯科に通っている。その治療後に、長女と、SOMPO美術館の山下清展へ。

なぜここにきたかと言えば、長女がゴッホのひまわりが好きだと言っていたから、調べたらここでゴッホのひまわりが観れるということだったのだけど、山下清さんの作品が美しくて見惚れてしまった。

長女がゴッホのひまわりが好きだと言ったのは、よく聞いたら、わたしが家にゴッホのひまわりのポストカードを飾っているところからきてるらしい。

結局、この美術館でお土産を買ったのはわたしだけだし、長女のためというよりは、わたしが行きたかっただけな気もするのだが、子どもと一緒に美術館に来れたことが、わたしは嬉しかった。

長女は絵を描くことが好きなので、今回の山下清展で学ぶことや感じることも少しはあったと思う。

しかし、山下清さんの貼り絵や絵画は、構図やバランスがどれも素晴らしく、色遣いも美しい混ざり方で、日本のゴッホと呼ばれたのも頷ける。

山下清さんの人生を幼少期から垣間見れる展示会だったのだが、美しい作品は、深い孤独なくしては生まれないのだろうと思った。

満たされた人間から、芸術は生まれない。

これは、ひとつの、真実であると思う。

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