青い鳥さんはどこいった。
幼稚園に次女をお迎えに行って、自転車で飛ばしたら10分ほどの自宅マンションの近くまで来たところで、わたしが花の写真を撮ろうとしたときに、次女が「あ!あおいとりさん!」と言った。
青い鳥さん…そうだ、昨日、そういえば久しぶりに川沿いの道を通ったときに、次女が青い鳥さんを見たというので、今日も本当はそっちの道から帰って青い鳥さんを見に行くって話があったのを、次女に言われて思い出した…。
時は16時40分くらいだっただろうか。まだ夕飯づくりまでに時間があるといえばある時間。ちょっと考え事もしたかったし、次女との約束もできれば果たしたかったしで、自宅近くまで帰ってきたのに、昨日通った川沿いの道に引き返すことにした。
昨日いた青い鳥さんが、同じ場所にいるわけなんてない。だけど、次女は、なぜか青い鳥さんを見る気満々だ。もしかしたら、単に、お母さんに約束を守ってほしかっただけなのかもしれない。青い鳥さんがいた川沿いの道を通るという約束を。
キコキコ自転車を漕いで昨日次女が青い鳥さんを見た辺りまで行った。もちろん、青い鳥さんなんて、いない。
次女が言う通りの場所に自転車を走らせて青い鳥さんを探したけど、青い鳥さんなんていない。
次女は青い鳥さんがとても綺麗だったという話を自転車の後ろでずっとしていた。
まさにこの折り紙のような鳥さんだったと言う。
すごく綺麗な青い鳥さんだったそうで、、なんとなくよぎる「しあわせの青い鳥」のお話。もしや、それは、しあわせの青い鳥だったのではないか、と思ったりして。
はじめに次女が「あおいとりさん!」と言った時に、ちゃんと自転車を停めて見てあげたらよかったんだろうな~と思う。でも、あの時は、何もいないように見えて、シャーーーーッと自転車で通り過ぎてしまった。
よく子どもにも「話を聞いてない!」と言われるし、もうちょっと、子どもの話に耳を傾ける母親にならねばならないと、かすかに、感じたりしている。
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