北陸周りで関西へ④ 〜転職活動を振り返る〜

北陸周りで関西へ④ 〜転職活動を振り返る〜

家族旅行四日目は、グランディア芳泉を後にして、京都の旦那さんの実家に向かいます。

移動の車の中で、わたしは転職活動の最後の活動、退職手続きと入社手続きを進めます。

今回の転職活動では、内定を2つ頂いたのですが、最後は、以前同じ職場で働いていた方がいる職場に決めました。

決め手は情熱だとこのブログで言っていましたが、最後に決めた会社のお仕事にどんな情熱があったかと言うと、わたしがこれまで情熱をかけてやっていたお仕事の延長線上にあるようなお仕事であり、同じように情熱をかけ続けられるのではないかと思ったところかと思います。

内定を頂いたもう一方のお仕事もとても魅力的ではあったのですが、少し自分の「憧れ」が入っており、新たな挑戦という意味合いが強かったので、今回は昔からかけていた情熱が次に繋がるお仕事を選びました。

外資レイオフを経験し、これまでの自分が情熱をかけてやっていたお仕事の成果が他国の企業の発展に寄与していた上にあっさり無情にも捨てられるという点で、今回は、人情も大切にした決断をしたいと思ったのと、日本企業のために働きたいという想いもありました。

9月から週3出社なので子どもたちに少し負担をかけてしまうのかなと思うと少し不安ではありますが、朝方勤務で帰りは早い時間にできるので、なんとかなるかなと思うところもあります。

何より、最近の子どもたちの成長が目覚ましく、母がいない時の方が自主的に頑張る姿を見ることが多いのもあり、母は子どもたちに付きっきりになる必要性もそこまで感じなくなったからこそできる決断もあったと思います。

それでも、子どもたちに負担はかけるだろうし、すでにこの転職活動中にも「お母さんが話を聞いてない!!」と何度も言われており、新しいお仕事に情熱をかけるあまりに子どもの話を聞けなくなってしまわないように、うまく情熱を分散する必要もあります。

詰めが甘い自分の性格に常に反省や落胆もあるので、新しい仕事をきちんとできるか不安もありますが、とにかく、情熱をもってお仕事に従事したいと思うので、自分の最大限の注意を払いながら、事業を推進していければと思っています。

こうして、転職活動も終盤に向かう中、旦那さんの実家に着いて、おじいちゃんおばあちゃんにお会いして話していると、急に世界の見え方が変わることにも不思議な感覚を覚えます。

わたしの転職活動のことはまだ言っていないし言う必要はないかもしれませんが、何より、ふと、おじいちゃんおばあちゃんのために私ができることは何だろうかと。

まだまだ元気でいてくれるうちに、できることを、考えていきたいなと。

結局、仕事であってもプライベートであっても、自分だけで生きているのではないのだし、誰かのために、何か大切なもののために、生きられたら、きっと人生は、より充実するのではないか。

そう、思うのであります。

最後は足湯して。
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