TOEIC900点越えをして見えたこと
2018年10月のブログでTOEIC 900点越え達成ならずの話を書いたのですが、ブログをお休みしている1年半の間に達成していました。その点数たるや、堂々の930点(自分で言いました)。その2ヶ月前に一度900点を取ってはいたんですが、目標は900点越えなのだからギリギリすぎる!と思い、もう一度受け直した上での900点越え達成でした。
目標達成のきっかけになったのは、本当は900点越えを達成してから行こうと思っていた通訳学校でした。通訳学校は結局、秋期1回しか通っないないのですが、そこで出会ったお友達が素晴らしくて、本当に行ってよかったです。
そのお友達からは色々なことを教わりました。特に語学に対する、通訳に対する情熱たるや、目を見張るものがあり、通訳者を志す人というのはこうやって勉強するのか、と感嘆しきりでした。
そのお友達に教えてもらったTOEIC900点攻略本をやり、TOEIC形式に慣れたことがよかったように思います。
しかしながら、夢のまた夢だったTOEIC900点越えを達成してわかったのは、語学を仕事にする人にとっては、TOEIC900点越えはその道の入り口に立つための最低条件のようなものだということでした(わたしはTOEIC900点を取る前もIT分野の翻訳者はしていましたが、あれは語学力というよりもSEとして経験があったからこそできたのだと思います)。
派遣社員になってから、ほんの少し英語をしゃべる機会もあったのですが、まぁーーーしゃべれない。準備不足というのもあったんですが、とにかく、英語をペラペラしゃべるということと、TOEIC900点越えは全くリンクしないことも実感しました。
結局、その後も英語ニュースやNHKラジオ講座、海外ドラマの英語での視聴、お仕事で読む英語文献の読解…などをコツコツ続けていった結果、最近、やっと、英語ニュースをそのまま読んでもわかることが増えたり(全部はすぐにはわからない)、海外ドラマも英語だけでなんとなく楽しめるようになったり(こちらも全部はわからない)、という状況です。
しかし、自分は英語をしゃべれないという感覚だけは通訳学校と派遣社員の仕事でつかんだので、こちらもコツコツですが週1のレアジョブ英会話と、最近はトーキングマラソンを試してみたりして発話トレーニングも少しずつやってみたりしています。
しかしながら、昔のブログを読んでみると、翻訳者・通訳者の目標のことを色々語っていたにも関わらず、今は派遣社員で一般事務職をやっている自分(採用のときに、TOEIC900点はそれなりに考慮された感はありましたが)。
いったい自分は何をやっているんだと思うこともなきにしもあらずですが、どちらかと言うと、今の仕事が面白くて楽しくて勉強になっていることが多いので、思い切って方向転換をしてみてよかったと感じています。
見方を変えれば、将来の可能性が広がった感じです。
今はアドテク周りでバックサポート的な位置付けのお仕事をやらせてもらっていて、これがまたやり甲斐があるお仕事で、毎日、気を引き締めながら、よりよい仕事とは何かを模索しています。
コロナの感染状況で刻々と変化する世の中で、自分が人の役に立てる仕事はなんなのか、時に見失いそうになりながらも、頑張って人に喜んでもらえる仕事をやっていきたい、見つけたい、と思いながら、前に前に、と進む日々です。
…と、これを子どもの寝かしつけ前の時間にスマホから更新していたら、長女が「部屋を綺麗に片付けたのに、褒めてくれない…」と泣き出しました。
そうだ、わたしの一番の仕事は、母親業。
ブログを書き始めると周りが見えなくなりがちな自分ですが、一番大切にしなくてはいけないのは家族なんだと、改めて。
自粛が続く日々で辛いこともありますが、人生で大切なことは何なのか、それをしっかりと見据えていきたいと感じています。
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