紫陽花の季節に人生を考える

紫陽花の季節に人生を考える

紫陽花が綺麗な季節になりました。

子どもの頃に近所の公園の木の遊具で紫陽花の葉っぱでお料理ごっこしてたことや

大学時代に紫陽花の美しい青色に心の中の悲しみを投影させては癒されていたこと

旦那さんと出会って、彩り豊かな紫陽花に心奪われたこと

母の日に自分で買った紫陽花が咲くのが毎年楽しみなこと

結婚してから会えなくなった母親に贈った紫陽花が、大切に育てられていること

思えば紫陽花には、わたしの人生が詰まっている気がする。

苦しみもがきながら懸命に生きてきた41年間。

見える景色は変わろうとも、いつでも見失いたくない、大切なこと。

それにしても、苦労も絶えない人生で、子どもも大きくなってきて母親としての役目も少しずつ変化していく中で、

それなりに大切で幸せな思い出も沢山抱えることができて

もう結構人生頑張ったで。あとどれくらい続くんやろ。

と息切れし始めてる気がしなくもない。

昔だったら人生50年と言われていたからあと10年。

今は人生100年時代だから、あと何年生きれるかはわからないけれど。

残りの人生、わたしはどう生きるか。

そんなことを考えている。

残りの人生が、あとどれくらいの長さあるのかわからないけれど。

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